美容

鼻毛ワックスはやり方ひとつで超危険!安全に行う方法とは?

脱毛と言ってパッと思い浮かぶのは、ワキや腕や脚ですよね。
最近の脱毛の流行は、鼻毛の脱毛って知っていました?
市販のワックス剤で手軽にできて仕上がりがキレイなので人気がジワリときています。
心配なのは、手軽にできる反面、間違ったやり方でトラブルが多いことです。
今回は、鼻毛のワックス脱毛を正しく安全に行うためのポイントをまとめました。
鼻毛は他の毛と違ってムダ毛なく役割のある毛です。知らずに処理すると危険がいっぱいです。
健康を害さないためにも、鼻毛のワックス脱毛の正しい方法に目を通してくださいね。

鼻毛のワックス脱毛を安全に行うためのポイント2つ

鼻毛のワックス脱毛とは、粘着性のある液(ワックス)を鼻毛にからめて抜く脱毛法です。

このようなスティックに、ワックスを絡め鼻に差し込みます。(ワックスが付いているほうを鼻の穴にあてます)

画像元:株式会社ラクジー

やり方は、
1、専用のスティック(棒)に粘着性のある液(ワックス)をつけ、鼻に差し込む
2、そのスティックを一気に引き抜く

安全に行うには2つのポイントがあります。

ポイント1、スティックは鼻の穴の入り口までで鼻の奥のほうまで差し込まない。
また、ワックスの量は適量を守ること。

鼻毛の脱毛は鼻の穴の入り口限定です。鼻の奥の毛を脱毛するのは厳禁です。
ワックスの量が多いと、毛が絡む範囲が広がり、奥のほうの毛まで脱毛してしまいます。

ポイント2、脱毛後のアフターケアをきちんとする。

アフターケアは、脱毛した部分を清潔に保つこと毛穴の引き締めです。

鼻の中は、菌が多いです。
脱毛後は、毛穴が広がっていて、菌に感染する可能性も高くなります。

脱毛後のアフターケアは、綿棒でオキシドールまたは、マキロンで鼻の入り口を拭きます。
この場合も、綿棒を鼻の奥には絶対入れてはいけません。
粘膜を傷つけたり思わぬトラブルを引き起こすので、鼻の入り口のみにしてください。

消毒アルコールは、刺激が強いのでおすすめしません。

鼻毛脱毛は危険?そう言われる理由とは・・・

鼻毛脱毛が危険と言われる理由には、3つあります。

1、鼻の中はデリケートで傷つきやすい

鼻の中にはキーゼルバッハ部位といって、左右の鼻の穴を仕切る部分の上あたりの粘膜です。
キーゼルバッハ部位には、静脈が集まっていて、この部分が切れると鼻血が出ます。

鼻毛脱毛のスティックで粘膜を傷つける恐れがあるので、くれぐれも奥のほうに入れ過ぎないように注意が必要です。

また、嗅毛(きゅうもう)といって、鼻の奥の粘膜に生えている毛は、ニオイをキャッチして脳に送る役割があります。
嗅毛がないと、ニオイの判別に鈍感になるので、嗅毛を抜いたり粘膜を傷つける可能性がある鼻毛の処理は避けなければいけません。

2、菌が多い

鼻の中は、菌が本当にが多いです。
例えば、黄色ブドウ菌種や緑膿菌(りょくのうきん)や真菌(カビ)などがあります。

ですから、鼻の中が傷つくとすぐに膿んだり痛くなったりします。

3、鼻毛は役割のあるの毛なので、ないと困る

わき毛や腕の毛は、全部処理しても健康に影響はありません。

しかし、鼻毛は外から空気を吸い込むときのフィルターの役目をしているので、ないとちょっと困ったことになります。

鼻毛は、ホコリやチリ、ウイルスや花粉などの異物を絡め取り、気管支にこれらの異物が侵入しないようにする役目があります。

極端に鼻毛の量を減らすと、異物を簡単に体内に入れてしまうことになります。

ワックス脱毛のように、毛根から抜くとしばらくの間、毛がない状態になりますので、その間、異物を取り除く機能が失われます。
咳やくしゃみが増えるばかりか、感染症やアレルギー性の病気を発病のきっかけになりかねません。

脱毛以外の鼻毛処理

鼻毛処理方法には、【切る】という処理の仕方があります。

鼻毛切りハサミや鼻毛カッターで鼻毛を短くする方法です。
この方法だと、毛は短くなりますが、【毛がある状態】なので、フィルターをしての役目を果たすことはできます。
もちろん処理しないほうがフィルター効果は高いですが、ないよりは効果はあります。

鼻毛処理で大切なのは、粘膜を傷つけない、鼻の奥まで処理しないの2点です。

これは、ワックス脱毛でもハサミや鼻毛カッターでも同じです。

鼻毛ワックスはやり方ひとつで超危険!安全に行う方法とは?のまとめ

  • 鼻毛のワックス脱毛を安全に行うためのポイント2つ
    ポイント1、スティックは鼻の穴の入り口までで鼻の奥のほうまで差し込まない。
    ポイント2、脱毛後はアフターケアをきちんとする。脱毛した部分は、オキシドールやマキロンで消毒する。
  • 鼻毛脱毛は危険?そう言われる理由とは・・・
    1、鼻の中はデリケートで傷つきやすい。2、菌が多い。3、鼻毛は役割のあるの毛なので、ないと困る。
  • 脱毛以外の鼻毛処理
    鼻毛切りハサミや鼻毛カッターで鼻毛を短くする。
    鼻毛処理で大切なのは、粘膜を傷つけない、鼻の奥まで処理しない。

最後に

鼻毛の処理は本来ならしないほうがいいお手入れです。
が、しかし、見た目やエチケットとしてはしたほうがいいお手入れです。
なので、鼻の中を傷つけることなく、体に負担のないような鼻毛処理方法をマスターしてくださいね。

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