熱中症で下痢が続くけどいつなったら治るの?

熱中症の症状ですぐに思い浮かぶのは、めまいや頭痛、吐き気ですが、下痢もよくある症状です。
だけど、なかなか下痢が治らないと、本当に熱中症による下痢かな?と不安に思いますよね。
下痢の症状が治まるのに2~3日、体が回復するのに約1週間くらいかかります。
完全な回復までには個人差がありますが、熱中症にかかった時に疲れが溜まっていたり夏バテ気味だったりすると回復までにもう少し時間がかかる場合もあります。
この記事を読めば、熱中症ならではの下痢のメカニズムがわかり早期回復に役立ちますので、このまま読み進めてくださいね。

スポンサードリンク

熱中症による下痢の原因

熱中症はたくさんの汗をことで体内から水分と塩分を失った状態、つまり脱水症状から起こります。

そこで、水分補給として水だけを飲むと体の中の塩分濃度が低くなり、体は体内の塩分濃度を一定に保つために体外に水分を出すように働きます。これが熱中症の下痢の原因です。

体は水分を外に出す方法として、上から出そうとすると嘔吐になり、下から出そうすると下痢になるわけです。熱中症の下痢になるワケはここでした。

熱中症の下痢の原因って意外な感じがしませんか?
体の中の水分が減ったから水分補給したのに、体は嘔吐や下痢をしてどんどん水分を排出させるなんて。

下痢と聞くと、冷たいものの食べすぎや飲みすぎかなと思ってしまいます。
あとは、「寝ているときにおなかを冷やす」は夏の夜あるあるです。(あっ、お昼寝でもおなか出して寝ると冷えちゃいますよね~)

おなかが冷えた時の下痢と熱中症の時の下痢は全く別物だったんです。

水分補給の注意点

a0002_006359

熱中症で下痢にならないように気をつけることは、水分の摂り方です。
水分補給は、水分と塩分を同時に補給することです。
水だけを飲むと体内の塩分濃度が低くなるので、体は一定の塩分濃度を保つために水分を排出しようとします。そうすると下痢を起こします。

熱中症の時の水分補給は経口補水液かスポーツドリンクを飲みましょう。
それらがない場合は塩分の入った水を飲みます。
飲み物は一気に飲まず、ゆっくりと時間をかけて飲みます。

すでに熱中症で下痢になってしまった時に、水だけを補給するのは症状を進行する可能性が高いので必ず塩分が入った飲み物で水分補給をしなければいけません。

下痢が治らない!いつまでこの症状は続くの?

熱中症の症状が治まるのが2~3日、元の体調を取り戻すのに1週間くらいかかります。
個人差があるので、人によっては体が元に戻るまでに1週間以上かかることもあります。

なので、下痢が治るまで2~3日、体調が戻るまで1週間くらいかかります。

熱中症にかかった当日はまだ下痢が夜まで続いることが多いです。
2~3日で、トイレに行く間隔が長くなり、腹痛も軽くなってきます。
4、5日経つと、下痢が治まって、便の状態も良くなってきます。

熱中症による下痢の治し方

熱中症で下痢は中等度の症状で、体の機能が回復しないと危険な状態になる一歩手前です。たかが下痢と思ってはダメですよ。

熱中症の下痢の治し方は、体内の塩分濃度を保ちながら水分を補給することです。
体に十分な水分が行き渡れば、熱中症は回復し下痢は止まります。

スポンサードリンク

まず、塩分の入った飲み物でしっかり水分補給をすることです。
経口補水液を用意します。
経口補水液は、水分が吸収されやすいよう塩分や糖分が配合されています。
なければ最初はスポーツドリンクでもいいんですが、早めに経口補水液に切り替えましょう。

次に一口ずつゆっくりと飲みます。
“下痢してるから早く水分を取り入れたーい”
気分的には一気飲みたいんですが、そこはぐっとこらえてもらって、ゆっくりと時間をかけて飲みます。

通常の下痢の時でも、水をガーって飲むと下からピーってなりますよね。
下痢の時は、ゆっくりと水分を摂取をすることがポイントです。

2~3日間、経口補水液で水分補給をして安静にしていれば下痢は治まっていきます。

早く下痢を止めたくて下痢止めの薬を飲むのはNGです。
熱中症の下痢の原因は、体内の塩分濃度のバランスの崩れから起っています。
薬でで無理やり下痢を止めても体の機能の回復はしません。

a0006_001790

下痢が3日以上続く場合

2~3日経っても下痢が治まる様子が場合は医療機関を受診します。
このような症状があてはまったら、すぐ病院へ行きましょう。

  • 飲み物を飲んでもすぐ下痢になって出てしまう
  • 下痢以外に嘔吐もひどく、水分を摂ってもすぐ吐いてしまう
  • 時間が経ってもトイレに行く間隔は変わらない
  • 疲労感が増し力が入らない

このような場合、水分補給ができなくて脱水症状が進んでしまいます。
自力での水分補給は無理なので医療機関での治療が必要です。

血便が出た時の対処

血便は通常の排便ではまずないことですよね。

私は血が大の苦手。健康診断の採血で血を見ただけで気分が悪くなって、しばらく休んでいるタイプです(泣)

下痢が続いていて、ただでさえ気力が落ちてるところに、血便はかなりショックです。

では、下痢で血便が出た時に考えられることは2つあります。

  1. 排便するときに肛門が切れ、便に血が混じった
    →傷が悪化しないように経過に気をつけましょう。
  2. 熱中症による下痢ではなく他の病気の可能性がある
    →考えられる病気は、食中毒などの感染性胃腸炎、O-157などの腸管出血性大腸菌、虚血性大腸炎などです。血便が出た時は早めに病院で診察を受けましょう。

熱中症の下痢が続く理由のまとめ

  • 下痢の原因
    水分補給で水だけを摂取すると下痢を起こします。
    水だけを飲むと体内の塩分濃度が低くなるので、体は一定の塩分濃度を保つために水分を排出しようとします。これが熱中症時の下痢の原因です。
  • 下痢の治し方
    2~3日間、経口補水液で水分補給し安静にしていれば下痢は治まっていきます。
    飲み物は一気飲みはしないで、ゆっくり一口ずつ飲むようにします。
    下痢が治まるのに2~3日、体の調子が戻るまでに1週間くらいかかります。
    下痢止めの薬は厳禁です。体の機能の回復の妨げになります。
    2~3日経っても下痢が治まる様子がない時は、病院へ行きます。
  • 血便が出た時
    排便の時に肛門が切れたことによる出血か他の病気の病気が考えられます。
    早めに病院で診てもらいましょう。

最後に

熱中症の下痢と通常の下痢とは原因が違います。
下痢が続いて不安になりますが、体調の変化を見逃さず焦らずゆっくり治すことが回復への近道です。

当ブログではこの記事の情報についての責任は負いかねますので、この記事の情報を参考にしていただく場合には、ご利用者様ご自身の責任でお願い致します。

スポンサードリンク