熱中症の症状別3つの対処方法【早わかり】

暑い日にこんな症状に急になったことありませんか?
「暑さでクラクラする」
「運動中に足がつった、張り切り過ぎかな?」
「体が熱い、頭も痛い、風邪かな」
もしかしたら、熱中症の症状かもしれません。
熱中症にかかった時の対処方法は、休む・補う・冷やすです。これをいかに症状別に対処することが重要です。
熱中症は場合によっては死に至る怖い怖い病気です。
でも、熱中症になった時に対処方法を知っていればむやみに恐れるとはありません。
この記事では、熱中症の症状別の対処方法をわかりやすく紹介しています。
もし熱中症になった時にパニックにならないためにもぜひ覚えておいてください。

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熱中症の基本の対処方法をマスターしよう

熱中症の基本の対処方法は、3つです。

休む・補う・冷やすです。

  • 休む
    涼しい場所に移動します。
    屋外なら、木陰や直射日光を避けた日陰に移動します。
    屋内なら、室内を涼しくします。エアコンをつけたり、扇風機で熱気を流して部屋を涼しく保ちます。

注意点は、屋外の場合、地面も必ず冷えた場所に移動すること。日陰でも地面が温まっていることがあるので確認しましょう。

  • 補う
    熱中症にかかったら、スポーツドリンクや経口補水液で水分補給をします。
    水分補給は、必ず塩分の入った飲料でしましょう。
    水で水分補給をする場合は塩分を必ず一緒に補給します。水だけを飲むと血液の中の塩分濃度が薄まり、脱水症状が回復しません。

注意点は、一気飲みは厳禁です。ゆっくりと時間をかけて飲みます。
一気に水分を摂ると、体液が薄まり脱水症状を進行させてしまいます。

  • 冷やす
    とにかく体を冷やして体温を下げます。
    濡らしたタオルや氷水などを使って体温を下げます。
    冷やすと効果的は箇所は首、脚のの付け根のあたり、脇の下など太い血管の通ったところです。
    ビニール袋に氷水を入れたもので冷やします。

注意点は、おでこは冷やさないことです。
おでこは冷たさに敏感で、冷やしすぎると熱を逃さないようになると考えられています。

症状別の対処方法3つ

熱中症の対処で大切なのは、症状の重症度によって何を重点的に行うかです。
水分補給といっても、何をどう飲むかによって回復のスピードが違ってきます。

それでは、症状別の対処方法を見てみましょう。

症状1 めまい、立ちくらみ、筋肉痛・筋肉硬直、しびれ

めまい、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直(足がつる)、手足のしびれの症状は、軽度です。

めまいや立ちくらみは、暑さにより脳への血液が減ったことで起こります。
脱水症状による筋肉が収縮によって、筋肉痛や足がつる、手足のしびれが起こります。

症状1 軽度の対処方法

涼しい場所で休む
涼しい場所に移り横になって安静にします。
衣服を緩め、服と肌に風が通るようにします。

十分な水分摂取
スポーツドリンクか経口補水液で水分補給します。
水で水分補給をする場合、必ず塩分を摂ります。

熱中症での水分補給では、飲み物はゆっくり時間をかけて飲むことが肝心です。
一気に水分だけを飲むと、体の中の塩分濃度が下がり脱水症状が進むことで筋肉が収縮し痛みが生じます。

体を冷やす
濡らしたタオルで体をふき、ビニール袋に氷水を入れたもので首、脚の付け根、脇の下などを冷やします。もし一箇所しか冷やす用意できない場合は、首を冷やします。

涼しい場所で十分な水分補給をすれば、体は回復します。

熱中症の軽度の症状は、「暑さによる疲れかな?」程度に思ってしまい放置しがちです。少しでも体に不調を感じたら、休憩を取りましょう。

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症状2 嘔吐、頭痛、下痢、全身の倦怠感

嘔吐、頭痛、下痢、倦怠感や気持ちが悪い(吐き気)の症状は、中等度です。
中等度は、脱水症状が進行していて水分補給が追い付いていません。
水分補給しても体に取り込めず、体温が下がりにくくなり体の調節機能が正常に働かなくなります。

症状2 中等度の対処方法

効率的な水分補給をする
中等度の水分補給は経口補水液で行います。
応急処置としてスポーツドリンクで飲んでいた場合でも、経口補水液が手に入り次第に切り替えましょう。
飲み方は、一気に飲まずゆっくり時間をかけて飲むことを守ってください。
塩分の入った飲み物を少しずつ体に入ることで、血液中の塩分濃度を下げないようにします。

水分を摂ってもすぐ吐いてします、下痢が止まらないという状態が時間とともに悪化する場合は、病院を受診しましょう。

体を冷やす
濡らしたタオルで体をふき、ビニール袋に氷水を入れたもので首、脚の付け根、脇の下などを冷やします。もし一箇所しか冷やす用意できない場合は、首を冷やします。

中等度の回復には少し時間がかかります。
症状がよくなっても動き回らず、その日は安静にして過ごしましょう。

症状3 高熱(体温の上昇)、痙攣、寒気・悪寒、過呼吸

高熱(体温の上昇)、痙攣(体がガクガク震える、ひきつけ)、寒気・悪寒、過呼吸は、重度です。

熱中症重度になると体温調節がコントロールができません。
体に熱があるに寒いと感じる(寒気・悪寒)のは、脳の中枢神経に障害が出てきています。

症状3 重度の対処法

すぐに病院に行き、治療を受けましょう。
重度では体温の調節機能が正しく働かず熱が体の外に逃がすことができなくなっています。
また、口からの水分を摂取するだけでは追い付かない状態です。
病院に着くまでの間、水分補給と体を冷やし続けます。
移動中、体の数カ所を同時に冷やすのが難しい場合は、首を冷やします。

このような症状の場合は、迷わず救急車を呼んでください。
意識がない、声かけに反応しない、自力で水が飲めない場合は、脳に機能に異常をきたしています。一刻早く医療機関での治療が必要です。

救急車が到着する間、体を冷やし続けます。
氷水をビニール袋に入れたもので首、脚の付け根、脇の下などを冷やします。氷が溶けたら取り替えましょう。

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熱中症の症状別の対処方法3つまとめ

  • 軽度 めまい、立ちくらみ、筋肉痛・筋肉硬直、しびれ
    涼しい場所でスポーツドリンクまたは経口補水液を飲んで、体を横にして十分に休ませます。
    濡れたタオルで体を拭き、体をビニール袋に氷水を入れたもので冷やします。
  • 中等度 嘔吐、頭痛、下痢、全身の倦怠感
    涼しい場所で横になり、経口補水液で水分補給をします。
    ビニール袋に氷水を入れたもので首を中心に脚の付け根やわきの下を冷やします。
  • 重度 高熱(体温の上昇)、痙攣、寒気・悪寒、過呼吸
    口からの水分補給では追い付かず、体の中に熱がこもって体温を調節できなくなっています。病院での治療が必要です。
    病院に着くまでの間、首を冷やしながら水分補給をしっかりしましょう。

自力で水が飲めない、意識がないまたは意識が遠のく場合は、すぐ救急車を!

最後に

「適切な対処方法を知る」というのも熱中症対策で大切なことの一つです。
熱中症にかかったら冷静ではいられないものです。知っていれば落ち着いて行動できます。
症状によって、対処が少しずつ違うのでポイントをおさえて行うことが大切です。

当ブログではこの記事の情報についての責任は負いかねますので、この記事の情報を参考にしていただく場合には、ご利用者様ご自身の責任でお願い致します。

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