ノロウイルスの吐物処理を病院と同じように家できるのか?

ノロウイルスは他の食中毒よりも感染力が強く、吐物処理を適切にする必要があります。
“早く片付けなきゃ”と思うあまり、吐物に直接触るのは厳禁です。処理方法を間違えると、あなたもノロウイルスに感染してしまいます。ちょっと怖い話ですよね(汗)
もしノロウイルスに感染したら、病院と同じように吐物処理ができたらいいと思いませんか?家族や大切な人が感染したときに介抱したいですよね?
病院の吐物処理は3ステップです。まず、ウイルスから守るために準備。次に、広げないで処理する方法。最後は、ウイルスを断つための後片付けです。
この記事では、順を追って書いてあるので、ざっと目を通すだけでも理解できるようになっています。
これを知っておけば大切な人を守ることができます。どうぞお役立てください。

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超強力!ノロウイルスの感染力

ノロウイルスの感染力はとても強く、少し口に入るだけで感染します。
例えば、わずかにノロウイルスを持っているカキなどの二枚貝を生で食べただけで感染します。

感染の原因が二枚貝だけだったら、食べなければ食中毒は防ぐことができますね。

しかし、ノロウイルスの感染力が強いのはそれだけではありません。

ノロウイルスは飛沫感染します。
飛沫感染(ひまつかんせん)とは、ノロウイルスに感染している人の吐物や便が床などに飛び散り、その飛び散り(=飛沫)を吸い込むことによって感染することです。

また、飛沫が乾燥してホコリと一緒に空気中に舞い上がって、そのホコリを吸い込むことでも感染するのです。

この場合、直接吐物や便を触っていないし、下手したら吐物等を拭き取ってから数日経っているかもしれません。
こうなるとどこで感染したかもわからないし、自分に症状が出るまでにウイルスを振りまいている、なんてこともありえます。

特に吐物ですが、駅、ショッピングセンター、ホテルなど多くの人が行き来する場所や学校や施設などの集団で使用する共同スペースなどで吐物処理が不十分だとウイルスが人にくっつき、その人が移動する間にウイルスが拡散してしまいます。

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これで安心!3ステップで吐物処理をマスター

吐物処理で大切なことは、吐物をを広げず確実に処理する、そして処理をする自分自身も感染しないことです。

ノロウイルスの吐物処理方法は、ノロウイルスが流行する前に実技訓練をする病院があるくらいです。
個人でも知っておけばすぐに生かせる知識ですね。

まずは、吐物処理に必要な道具をセットにして常備しておきましょう。

吐物処理7つ道具

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マスク※
ビニール手袋※
ビニールエプロン※
※すべて使い捨てのものを用意する
次亜塩素酸ナトリウム(=家庭用の塩素系漂白剤)
2リットルのペットボトル
ペーパータオル(たくさん)
ビニール袋(3枚以上)

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ノロウイルスにアルコールは効かないので、必ず次亜塩素酸ナトリウムを用意してくださいね。
このほか、シューズカバー(使い捨てビニール製)があればなおいいです。

ステップ1 ウイルスから守るために準備

マスク、ビニール手袋、ビニールエプロンを着けます。

続いて、濃度0.1%次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を2リットル作ります。

次亜塩素酸ナトリウムは家庭用塩素系漂白剤です。
家庭用漂白剤(だいたい5%)を50倍に薄めます。
水500mLにキャップ1杯程度、2リットルのペットボトルの水にキャップ4杯入れて作っておきます。作り置きは禁止!

ステップ2 ウイルスから守るために準備

吐物はペーパータオルで外側から内側に向かって拭き取ります。これが広げないコツです!
拭き取った面を内側に折り込みながら、外から内にそっと拭き取ります。
使用したペーパータオルはすぐにビニールに入れます。

tobutusyori2画像引用元:東京都福祉保健局

ステップ ウイルスを断つための後片付け

次亜塩素酸ナトリウムの消毒液に浸したペーパータオルで吐物を覆い10分放置します。
できるだけ広範囲を消毒しましょう。

次亜塩素酸ナトリウムの消毒液をビニール袋に入れ、拭き取りに使用したペーパータオル、使用したビニール手袋、ビニールエプロン、使用したマスクをその中に入れます。
ビニール袋の口を縛り捨てます。

※捨てることのできない衣類は、再度新しいマスクと手袋をつけた上で、他の洗濯物とは別にバケツ等に入れ、まず、水洗いをします。その後、次亜塩素酸ナトリウムで消毒をし水洗いして乾燥させます。

最後は、石けんで手洗い・うがいをします。可能であればシャワーを浴びましょう。

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ノロウイルスの吐物処理を病院と同じように家できるのかのまとめ

  • 超強力!ノロウイルスの感染力
    ノロウイルスの感染力はとても強く、わずかにノロウイルスを持っているカキなどの二枚貝を生で食べただけで感染します。
    それだけなく、飛沫感染をします。吐物や便の飛び散り(=飛沫)を吸い込むだけで感染するほどの感染力が強いです。

  • これで安心!3ステップで吐物処理をマスター
    日ごろから吐物処理に必要な用品をひとまとめにして準備をしておきましょう。
    吐物処理の初めは、ウイルスから守るために準備。マスク、ビニール手袋、ビニールエプロンを着ける。次に、ウイルスから守るために準備。ペーパータオルで外から内に向かって拭き取り、使ったペーパータオルはすぐにビニール袋に入れる。最後に、ウイルスを断つための後片付け。使用した用品、使ったペーパータオルはビニール袋にいれ次亜塩素酸ナトリウムに浸し、袋の口を縛って捨てます。吐物処理後は、手洗い、うがいは忘れずにしましょう。

最後に

吐物処理は何だか難しそう。まして病院と同じことなんてできそうにないと私自身も思っていました。要点を知っていれば、処理の流れがわかり、手順もすんなり覚えられます。ノロウイルスが流行る前にもう一度読み直すことをおすすめします。

当ブログではこの記事の情報についての責任は負いかねますので、この記事の情報を参考にしていただく場合には、ご利用者様ご自身の責任でお願い致します。

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