気になる病気・症状

カンピロバクター食中毒の二大治療法とは!

食中毒にかかったら病院に行くというのは、まず思い浮かぶことです。
しかし、どのような治療法があるか実はよく知らなくて、ちょっと不安だなと思ったことないですか?
この記事では、カンピロバクター食中毒でよく行われている2つの治療法を挙げました。
あとは、回復を早める家での過ごし方も書いてあるので、そこも要チェックです!
治療法を知っていれば、むやみに心配することがなく、回復に専念できますよね。
ぜひ、カンピロバクター食中毒の治療法に目を通してくださいね。

カンピロバクター食中毒の2つの治療法とは

カンピロバクター食中毒の治療法には、自然治癒と抗生物質の服用があります。

まず、一つは、自然治癒。

自然治癒と言われてもピンと来ないかもしれませんね。
具体的に食中毒における自然治癒とは、
“菌が体の外に排出されるのを待つ”

「待つのね、ただひたすら待つのね(泣)」
そう思われるかもしれませんが、そうではないので安心してください。

二つめは、抗生物質の服用。
抗生物質により、菌を死滅させ、症状を回復させます。
カンピロバクター食中毒は細菌によって引き起こされるので、菌を無くすことが症状の改善に向かいます。
カンピロバクター治療には抗生物質が有効的なことがわかっていますので、処方されることが多いです。

カンピロバクターの対処治療でよく使われる薬3つ

カンピロバクターの治療法で、自然治癒があります。

自然治癒といっても、その間は、食中毒のさまざま症状が出ていて、人によって症状の度合いは違います。
症状が強く出た場合、菌が体外に排出されるのを待つのが辛いですよね。
 そういった場合、対処治療として、今現在出ている症状が少しでも軽くなるように薬が出されます。

カンピロバクター食中毒は、菌が体から出れば治る病気なので、その間は、基本何もしません。
だからといって、辛い症状があるのにそれを放置することはしないので、安心してください!

症状に合わせて3つの薬がよく処方されます。

熱がある場合、解熱剤。
高熱で辛い時は、熱を下げる薬が出されることがあります。
子どもの場合、平熱が高いので、少々熱があってもだるそうにしていない時は、薬が出されないことがあります。

筋肉痛や全身痛がある場合、鎮痛剤、いわゆる痛み止め。
全身痛または体のどこかが痛む時は、痛みが和らげるように痛み止めが処方されます。
生活に支障が出るほど痛むときは、飲んだほうが体力の消耗を防ぐことができます。

下痢がひどい時は、整腸剤。
乳酸菌などのおなかの調子を整える整腸剤です。

食中毒症状の回復を早める家での過ごし方

自然に治るのを待つにしても、対処治療で薬の服用や菌の死滅のため抗生物質を飲むにしても、どのような場合でも家での過ごし方が回復の早さを左右します。

家での過ごし方で重要なのが、【水分補給をまめにすることです】

高熱や下痢や吐き気などの症状があると、体の水分はどんどん失われます。
こんな時なので食欲もなく、口から物を入れることを忘れがちです。

しかし、こんな時だからこそ水分補給はきちんとしなければいけません。
水分が不足すると、体力が失われ、回復に時間がかかります。
食中毒の症状に加え、脱水症状も引き起こすと回復が遅れます。

水分補給は意識的に、そしてこまめに分けて摂りましょう。
症状がひどい場合は、経口補水液やスポーツドリンクなど、体に吸収されやすい飲料で摂りましょう。

カンピロバクター食中毒の症状

ところで、カンピロバクター食中毒の症状には、どんなものがあるのでしょうか?

カンピロバクター食中毒はカンピロバクター腸炎と言われ、症状の代表的なものは下痢やおう吐、吐き気です。
上からも下からも・・・、といった状態です。
こういった症状に伴い、熱が出たり、筋肉痛など体の痛みが発生することがあります。

カンピロバクター食中毒にかからないための予防法

大きく分けて2つあります。

一つは生肉に注意です。
生肉、特に鶏肉から感染しやすいと言われているので、肉は十分加熱してから食べるようにします。
生肉が触れた調理器具はしっかり洗うこと。また、生肉を調理した場合、手指をよく洗ってから、調理をしましょう。

二つめは、ペットに注意です。
ペットのフンを触ったら、必ず手を洗いましょう。
犬や猫はカンピロバクターを元々体内(腸管)に持っていることがあります。。
そのペットには影響がなくても、フンを触った人が食中毒を発症します。

フンそのものに触れなくても、毛に菌がついてことがあるので、ペットを触った時は、よく手を洗いましょう。

カンピロバクター食中毒の二大治療法とは!のまとめ

  • カンピロバクター食中毒の2つの治療法とは
    一つは、自然治癒。菌が体の外に排出されるのを待つ、カンピロバクター食中毒は菌が体外に出れば、症状は改善されます。
    二つめは、抗生物質。抗生物質により、菌を死滅させ、症状を回復させます。
  • カンピロバクターの対処治療でよく使われる薬3つ
    熱がある場合、解熱剤。筋肉痛や全身痛がある場合、痛み止め薬。
    下痢がひどい時は、整腸剤。
    必ず飲まなければならない薬ではありません。
    症状がひどい場合、医師と相談して決めましょう。
  • 食中毒症状の回復を早める家での過ごし方
    水分補給をまめにすることです。
    高熱や下痢や吐き気などの症状があると、体の水分はどんどん失われます。
    水分が不足すると、体力が失われ、回復に時間がかかります。
  • カンピロバクター食中毒の症状
    代表的な症状は、下痢やおう吐、吐き気。これらの症状に伴い発熱や体の痛みを発症することがあります。
  • カンピロバクター食中毒にかからないための予防法
    1.生肉に注意。
    肉は十分加熱してから食べるようにします。
    2.ペットのフンを触ったら、必ず手を洗いましょう。
    ペットに症状は出ていなくてもカンピロバクターを体内に持っていることがあります。

最後に

薬を飲むか・飲まないか、飲むならどの薬を飲むのかは、医師の指示従いましょう。
自己判断で市販薬を飲むと、かえって回復を遅らせることがありますので、慎重に。迷ったら、医師が薬剤師に相談しましょう。

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