カンピロバクター食中毒は人からうつる?感染経路は何?

食中毒にかからないための第一歩は、“何からうつるか”という感染経路を知ることですよね。
とはいえ、食中毒の菌の種類はいろいろあり、何から感染するかはそれぞれ違います。
そこで今回、感染力の強いカンピロバクターによる食中毒はどこからうつるのかを取り上げました。
この記事では、カンピロバクター食中毒の2つの感染経路と予防のポイントをおさえてあります。
食中毒=食品だけではありませよ~。
食べ物の扱い方はもちろん、ペットを飼っている人は特にチェックしてくださいね!

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カンピロバクターは人から人へうつることはないってホント?

カンピロバクター食中毒は、細菌(主にカンピロバクター・ジェジュニという細菌)が体の中に入ると起こる細菌性食中毒のことです。

確かにカンピロバクターは感染力が強い細菌ですが、人から人へうつることはほとんどありません。
というのは、乾燥に弱いので、空気中では長く生きることができません。

例えば、くしゃみをしてツバが飛び散ったとしても、そこから空気感染することはほぼありません。

では、どこから感染するのでしょうか??

カンピロバクターの2つの感染経路とは?

カンピロバクターの感染経路は、

・食品からの食中毒経路
・便やペットからの感染症経路

食品からの食中毒経路

・カンピロバクターが付いた食品を生で食べたり、加熱が不十分

カンピロバクターが付着しやすい食べ物は2つあります。
一つは生肉です。
牛、豚、鶏など食用の家畜の腸の中にいる細菌です。
肉を生で食べたり、しっかり火を通さず食べると感染します。
特に鶏肉に付着していることが多いので、しっかり加熱して食べることが大切です。

もう一つは、井戸水です
カンピロバクター菌が混じった井戸水を飲むと、感染して食中毒を引き起こします。
飲料用として水質検査を受けている井戸水は問題ありませんが、そうでない井戸水は飲まないようしましょう。(そうでない井戸水とは、庭に水を撒くの使うなど飲料用以外に使用する井戸水)

また、キャンプ場などの野外施設で、川の水は飲料、食用には使用しない。
川の水を手洗い用に使う場合は、一度沸騰させてから使うようにしましょう。
また、食器洗いに使用した場合は、家に帰ったら洗い直しをします。

・菌が付いたまな板や包丁、ふきんなどの調理器具からの二次感染

調理器具からの二次感染とはどういうことかと言うと、

例えば、カンピロバクターのついた肉を切った後のまな板を洗わず、サラダ用のトマトを切るといったことです。

肉は加熱調理すれば、たとえ菌がくっついていても死滅するので食中毒の心配はありません。
しかしサラダ用のトマトは生食するため、それが口に入ると菌に感染します。
つまり、カンピロバクターがない食品が、まな板や包丁にくっついていた菌により汚染され食中毒の原因となります。

また、菌が付いた肉を触った手を洗わず、他の食品に触れた場合も二次感染の原因になります。

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食品感染を防ぐポイント

・食品は十分加熱して食べる。
・肉は生食可と書かれているもの以外は生で食べない。
・井戸水は飲料用以外は飲まない。
・生肉を調理した調理器具はしっかり洗うこと。また、生肉と他の食品の調理器具を分けて使用。
・生肉の調理した後は手指をしっかり洗い、次の調理に取りかかりましょう。

便やペットからの感染症経路

・カンピロバクターに感染した人の便から感染する

これはどのような場合かというと、

看護や介護によって、排便補助やおむつ換えの際に菌が付着。その後の手洗いや消毒が不十分だと、その手から感染します。

便から感染する別のケースには、菌が付いたドアノブやテーブルなどを触って間接感染する場合があります。
これは、カンピロバクター菌のついた手を手洗い・消毒を十分しないで不特定多数が触れる箇所に菌に汚染した手で触れると間接感染の原因になります。

・ペットから感染する

ペットを触ることでペットに付着していた菌により感染。ペット自身は症状が出ていなくても、菌を持っていることがあります。

例えば、猫の場合、毛づくろいの際にお尻を舐め、その後、手を舐めたり顔を洗ったりしますよね。
もしカンピロバクターに感染していると毛に菌を広げてしまうことになります。
それを知らずに、毛をなで、手を十分に洗わないと感染しします。
犬の毛づくろいにも同様のことが言えますね。

また犬だと、散歩の際にカンピロバクターが足の裏や毛に付着することがあります。
その足裏や毛に触れると、まず手が感染し、口を経由して体内入ると食中毒の原因になります。
 飼っているペットをなでることは、ごく日常のことなので、これが感染経路になるとは見落としがちです。

便やペットからからの感染症経路を防ぐポイント

・看護や介護で排泄物を処理した場合、しっかりと手洗いすることと手と指の消毒。
・トイレ周辺で不特定多数が触れる物(ドアの取っ手やトイレの水洗レバー、洗面台の蛇口等)をエタノールなどでこまめに消毒しましょう。
・ペットを触った時は、しっかりと手洗いをして、手指をエタノールなどで消毒しましょう。

カンピロバクター食中毒は人からうつる?感染経路は何?のまとめ

  • カンピロバクターは人から人へうつることはないってホント?
    カンピロバクターは感染力が強い細菌ですが、人から人へうつることはほとんどありません。
  • カンピロバクターの2つの感染経路とは?
    【食品からの食中毒経路】・・・カンピロバクターが付いた食品を生で食べたり、加熱が不十分や菌が付いたまな板や包丁、ふきんなどの調理器具からの二次感染
    【便やペットからの感染症経路】・・・カンピロバクターに感染した人の便に触れたことやペットからの感染。
  • 食品感染を防ぐポイント
    肉は十分加熱して食べること。
    生肉を扱った際の調理器具や手指の洗浄、消毒をすること。
  • 便やペットからからの感染症経路を防ぐポイント
    看護や介護で排泄物を処理した場合、手洗いと手と指の消毒。
    ペットを触った時は、しっかりと手洗いをして、手指をエタノールなどで消毒。

最後に

食品の取り扱いや調理に注意することはもちろんですが、間接的に菌がうつることやペットによる感染を知らないと防ぐことができません。また、感染経路を知らないままだと、食中毒にかかるリスクは高くなります。日常生活でこのようなケースはないかもう一度チェックしてみましょう。

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