手湿疹の水泡の治し方とは?ステロイドの正しい使い方

手湿疹の症状の中でもプツプツしている水泡、気になりますよね。
水泡がつぶれると中から黄色い汁が出てきて、ベタベタするし、かゆいし痛いわ(泣)、見た目も痛々しくなるので、人目も気になります。
手湿疹の水泡を治すには、ステロイドの塗り薬がよく効きます。
「あ~、でも、手湿疹というとすぐステロイドなんだよね。ステロイドの副作用ってどうなの?」って思いますよね?
この記事では、『ステロイドの正しい使い方』を紹介しています。水泡は治したいけど、ステロイドの使用は迷っているそんなときはぜひ参考してください。
薬の不安をなくして早く水泡がよくなるといいですね♪

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手湿疹の水泡の正体とは

水泡って一体何なの?
いろいろと調べてもはっきりとは分からなくてモヤモヤしません?

と言うわけで、水泡の正体を説明します。

水泡の正体は滲出液(しんしゅつえき、リンパ液)が溜まって盛り上がった部分です。

滲出液(しんしゅつえき)とはリンパ液のことで、水泡がつぶれて中から出てくる黄色い汁のことです。

どうして水泡ができるのかというと、

まず炎症が起こると皮膚が赤くなります。皮膚が赤くなるのは毛細血管が広がったため赤みが増します。
炎症した箇所の皮膚の下では細い静脈から滲出液が染み出てきて、皮膚の表面が少し盛り上がります。これが湿疹で赤く腫れた状態です。
さらに滲出液が溜まってくるとプクッと膨らんだ水泡になるのです。

手湿疹の水泡は、滲出液(しんしゅつえき、リンパ液)なので、つぶれて黄色い汁が飛び出して汁がついたところがかゆくなったり、患部が広がったりすることはありません。

ちょっと安心しますね。水泡の中の汁がついても広がるわけではないんです。

手湿疹の症状は二種類、水泡ができるのはどの種類?

手湿疹の症状にはいろいろあり、人によって出る症状が違います。

症状の種類は、湿潤型と乾燥型があります。

ただれてジュクジュクしている、プツプツとした水泡ができるのは、湿潤型です。
血や黄色い汁(滲出液(しんしゅつえき、リンパ液))が出ていて、ベタベタしてして痛痒いです。

もう一つの種類は乾燥型です。
手全体(手の甲、手のひら、指先、指の間、関節)がカサカサと乾燥しています。
かゆみがあり、かくと角質が剥がれ、ガザガザになります。
また、乾燥が進むとひび割れを起こします。

そして、湿潤型と乾燥型が混合したタイプもあります。
角質が剥がれてガサガサなところもあれば、ジュクジュクしたところもある。

手湿疹の原因&治し方

手湿疹の原因は、皮脂膜が無くなったことによる乾燥です。

皮脂膜とは、自分の皮脂と皮膚にある水分が混ざってできた油膜です。
この皮脂膜がなくなると、角質は剥がれやすくなり皮膚は乾燥します。
乾燥したところから炎症を起こし手湿疹になります。

主な原因3つ

手の乾燥の原因は大きく分けて3つあります。

  1. 石鹸や洗剤、シャンプー
    皮脂膜が洗い流されて、皮膚から水分が逃げてしまい乾燥を招きます。
    食器洗いや掃除の時はゴム手袋をして直接洗剤が触れないようにカバーすることが大切です。

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  2. 摩擦
    摩擦によって角質が剥がれるとうるおいを保つことができず、乾燥しやすくなります。

    摩擦といってもピンとこないかもしれませんが、紙やお札を頻繁に扱う作業(事務仕事や銀行員、レジ係など)やパソコンをよく使う場合も指先が摩擦により乾燥します。(キーボードの上を指が上を移動する時、小さいながらも摩擦が生じています)

  3. アトピー性皮膚炎やアレルギー体質
    アトピー性皮膚炎の人は、もともと肌の水分を維持する力が弱く乾燥しやすいです。
    アレルギー体質の人は、外からの刺激に敏感でチクチクしたり肌に違和感を感じやすいです。

基本の治し方

では、手湿疹の治し方はというと、ステロイドの塗り薬を使います。

なぜ手湿疹にステロイドなのかは、安全かつ効果的だからです。

しかし、ステロイドに不安を持ったまま使えないですよね。

‘ステロイドは効果がない’
‘副作用が出る’
‘ステロイドを使ったら前よりひどくなった’etc・・・

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な・の・で・・・、ステロイドの正しい使い方を知って手湿疹を治してほしいと思います。

手湿疹の水泡を治すステロイド正しい使い方

まず、塗り方です。

塗り薬は水泡のあるところに乗せるようにつけます。水泡を薬で覆うようなイメージです。

少量の薬を薄~~く、擦り込むようにつけるのは厳禁です。

水泡はいわば、凸の部分です。
薄く擦り込むようにつけると、周りに薬が広がって結局のところ水泡の上には薬はついていない状態になります。これでは塗ってないのも同然で、薬の効果は十分発揮されません。
‘ステロイドは効果ない’といわれるのは、患部に薬が行き渡っていないことが原因です。薬の量少なすぎることと塗り方に問題があったのです。

次につける期間です。

ステロイドを使うと1~2日でかゆみが抑えられ、3~4日すると症状が改善され、見た目にも変化があります。3、4日すると、水泡はかさぶたのようになり消えていきます。

ステロイドを塗る期間は、塗り始めを含めトータル一週間~10日前後が目安です。

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治す時は一気に治すことが重要です。
症状の状態によって期間は違ってくるので、皮膚科で細かい指示を聞くのが確実です。

かゆみが治まったからといって塗るのをやめると、症状をぶり返して、また薬が必要になり、常に薬をつけていることになります。

皮膚の表面ではかゆみもなく見た目もよくなっていますが、皮膚の中はなんとか炎症が治まったばかりで非常に不安定な状態です。
つまり、皮膚の中は炎症はしていないけど、ちょっとの刺激でいつでも炎症オッケーな状態です。

そして長期間ダラダラとステロイドをつけると、副作用が出る可能性も高くなります。

これが‘副作用が出る’の心配につながります。

最後に適切な使い方です。

手湿疹は、治す時は一気に治すことで、以後手湿疹ができにくくなるし、再発したときでも軽度のうちに治すことができます。

しかし、かゆみが治まっただけでステロイドをやめてしまうと、またすぐ症状が出る可能性が高いです。
症状があっという間に出るので、‘ステロイドを使ったら前よりひどくなった’といわれます。

また、症状が以前よりひどく出ているのに前と同じ薬を使っていては、効きが悪くて当然です。

薬は症状の重度に合わせて使ってこそ効果が出ます。

前の症状と今の症状の重度が違えば、今の症状に合った強さのステロイドを選び直す必要があります。

手湿疹の水泡の治し方のまとめ

  • 水泡の正体
    手湿疹の水泡の正体は滲出液(しんしゅつえき、リンパ液)が溜まって盛り上がった部分です。炎症が起こると皮膚の下では細い静脈から滲出液が染み出てきて、皮膚の表面が少し盛り上がります。さらに滲出液が溜まるとプクッとした水泡になります。

  • 手湿疹の原因&治し方
    原因は、皮脂膜が無くなったことによる乾燥です。
    洗剤やシャンプー等で皮脂膜が洗い流されたり、摩擦によって角質が剥がれたことで乾燥しやすくなったことが原因です。
    治し方は、ステロイドの塗り薬がよく効きます。

  • 手湿疹の水泡を治すステロイド正しい使い方
    まず塗り方。薬は水泡のあるところに乗せるようにつけます。
    少量の薬を薄く、擦り込むようにつけるのは厳禁です。
    ステロイドをつける期間は、かゆみや症状が治まってもしばらくの間は塗ります。
    塗り始めてからトータル一週間~10日前後を目安に塗ります。治す時は一気に治しましょう。
    そして、薬は症状の重度に合わせて使ってこそ効果が出るものです。
    再発したら、その時の症状に合った強さのステロイドを選び直すことが重要です。

最後に

塗り薬は、ただ塗ればいいのではなく、塗り方のポイントあります。それを知ってるか知ってないかだけで、効果に差が出ます。
ステロイドの使い方で気になる点があったら、一度チェックしてしてくださいね。

当ブログではこの記事の情報についての責任は負いかねますので、この記事の情報を参考にしていただく場合には、ご利用者様ご自身の責任でお願い致します。

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