健康診断の結果、‘要精密検査’があったなら、今後どうしていいのやら不安でいっぱいになりますよね。
体のことが一番気になりますが、検査費用も正直、気が気ではありませんよね。
健康診断は保険が効かないので、また検査となったいくらかかるんでしょう?
要精密検査になった場合はというと、保険が効きます。
再検査の費用は、保険対象ですが、これ以外にも受診料など費用がかかります。
この記事では、受診の際にかかる費用を一覧にしました。あらかじめ知っていれば、落ちついて受診できますね。
病院に行く前に、一度参考にしてください。
要精密検査は健康保険が効くのか?
健康診断は、健康な状態(=明らかな病状・症状がない)で受けるため、健康保険は適応されません。
100%自己負担です。
健康診断で、‘要精密検査’や‘要再検査’が付いた場合の検査は、保険が効きます。
要精密検査は、『なにやら病気がありそうだから、詳しく調べる必要アリ』
要再検査は、『今回の検査の数値だけでは、病気かどうか判定できないから、もう一回検査したほうがいい』
受診にかかる費用あれこれ一覧表
健康診断の結果、再検査を受けることなった場合、費用はいくらくらいかかるのか?
お金のことって重要ですよね!
受診の際にかかる費用は、大きく分けて3つあります。
まず、検査料、そして受診料、それから紹介状に関わる費用。
検査料について
検査料については、検査する内容と項目によっていくらとは一概には言えません。
例えば、血液検査を自費診療で受けた場合、3000円~数万円。平均5000円程度。
検査項目が多ければ、その分費用もかかります。
健康診断後の再検査の場合は、保険が効きますので、3割ないし1割の負担です。
なので、血液検査であれば、1000円~3000円くらいが目安です。
MRIやCTは、撮影内容、撮影する箇所によって、費用が違います。
ざっとになりますが、保険3割負担で、5000円~10000円前後。
以下、保険3割負担で見てみると、
エコーは、3000円~4000円前後。
X線は、3000円強。
だいたいの目安として参考にしてください。
受診料について
受診料は、行く病院によって、初診か再診の違いが出てきます。
どういうことかというと、
健康診断を受けた病院でそのまま再検査・精密検査→再診
再診料、3割負担の場合、435円
健康診断を受けた病院以外→初診
初診料、3割負担の場合、846円
さて、再検査はどこの病院にかかるかのほうが迷うかもしれませんね。
精密検査や再検査を受ける病院の候補としては、
1、(健康診断を実地した)勤務先が指定した病院
2、かかりつけの病院(自分が利用している病院)
3、専門クリニック
4、大学病院等の大規模の病院
1~4いずれのところも、保険証は必ず持っていきましょう。
2~4を受診する際は、保険証+健康診断の結果が必要です。
1は、再診、2~4は初診です。
紹介状について
大学病院や200床以上の病院を受診する時は、紹介状があったほういいです。
というのは、紹介状なく飛び込みで行くと、「特定療養費」といって健康保険対象外の料金が必要になります。
特定療養費は、各病院ごとに設定されてるので金額はバラバラです。
1000円~10000円くらいと幅があります。3000~5000円(税別)のところが多いです。
紹介状は、200床以下の病院やかかりつけのクリニックなどで出してもらうことができます。
紹介状は、一通750円(3割負担の場合)
紹介状があれば、特定療養費は要りませんので、大規模病院にかかる場合は、紹介状はあったほうが費用面の負担は少ないです。
要精密検査は保険診療になるの?受診の際かかる費用一覧表のまとめ
- 要精密検査は健康保険が効くのか?
健康診断で、‘要精密検査’や‘要再検査’が付いた場合の検査は、保険が効きます。 - 受診にかかる費用あれこれ一覧表
【検査料について】
検査料については、検査する内容と項目によっていくらとは一概には言えません。血液検査の場合、3割負担で約1000~3000円くらいが目安。【受診料について】
受診料は、初診か再診により違いがあります。
健康診断を受けた病院でそのまま再検査・精密検査→再診
健康診断を受けた病院以外→初診【紹介状について】
大学病院や200床以上の病院を受診する時に紹介状がないと、1000~10000円程度の
「特定療養費」がかかります。
紹介状の発行は、一通750円(3割負担の場合)
最後に
費用のことも不安要素の一つで、再検査に二の足を踏んでしまいます。
要精密検査になったら、まずは、早く病院を受診することが重要です。
かかる費用をざっとでも知っておけば、心の余裕が違います。
ぜひ参考にしてください。