インフルエンザが落ち着いたと思ったら、“あら、ヤダ、目がかゆい、鼻がムズムズ”
花粉症の季節がやってきます(泣泣)
そんな花粉症治療に朗報が!!
はいそうです。2014年に認可された舌下免疫治療法です、舌の裏にスギ花粉を垂らすアノ治療です。
以前はまだ国が認可していなかったので治療費は100%自己負担でしたが、認可されていくらなのか、知りたいですよね?
気になる舌下免疫治療法の費用は保険適応で、一回3000円くらいです、一ヶ月分の薬代と診察料でこのくらいです。
病院に行く前に目安として知っておきたいですよね。
さて、この記事では、費用をはじめ、治療法の詳細や治療期間などをまとめした。
舌下免疫治療法の気になることはココで全部チェック!今後の花粉症対策に役立ててくださいね!
花粉症の舌下治療とは?
花粉症の舌下治療とは、舌下(ぜっか)免疫療法と呼ばれるもので、舌の下にスギ花粉のエキスを垂らして治す治療法です。
花粉に反応する体質そのものを改善する根本的治療です。
スギ花粉を投与して少しずつ体に慣らしていき、反応しにくい体質に変えていきます。
具体的な治療法はというと、
スギ花粉エキス製剤の『シダトレン』を舌の裏側に一日1回垂らし、舌裏から薬を吸収させます。
通院は検査と薬の受け取りのみで、治療は自宅できます。
治療名は“免疫治療”とちょっとお堅い名前ですが、治療法はシンプルですね~。
舌下免疫療法は、2014年に認可された比較的新しい治療法です。
2014年以前にも根本的治療法はありましたが、それは、注射による方法だったため、あまり普及しませんでした。
注射のたびに病院に行かなければいけないし、痛みが伴う治療法なので続かない要因でした。
舌下免疫療法は何科で受けられるの?
舌下免疫療法を受けたいと思ったら、何科にかかったらいいのでしょうか??
耳鼻科、もしくは、内科です。
そして、受診する前に舌下免疫療法を行っているか事前に問い合わせをしましょう。
耳鼻科ならどこでも行っているわけでありませんので、確認しないで行くと、舌下治療はやってなかったー(泣)となるので。
舌下免疫治療の流れ・期間・費用
治療が受けられる病院やクリニックが見つかったら、どのように治療に入っていくか気になりますよね?
治療の一連の流れを把握しておくと、受診の時安心ですよね!
治療の流れ
1、アレルギー検査を受けます。
アレルゲンを特定するための血液検査です。スギ花粉に対してアレルギーがあれば、舌下免疫治療の対象です。
2、院内で舌裏にスギ花粉エキス製剤(シダトレン)を垂らします。
最初は副作用がないか確認するために、病院で行います。問題がなければ翌日から自宅で行います。
3、2週間に一回、薬の受け取りと月に一回の受診。
花粉症の舌下免疫治療薬は新薬になりますので、一回に出せる薬の量は2週間分です。
また、徐々にスギ花粉エキスの濃度を上げていくので、経過観察として月に一回受診が必要です。
治療期間
まず、とても重要なのが、治療を開始する時期です。
1月~5月は、治療を始めることはできません。
花粉が飛び始める時期は、舌下免疫治療法を開始することはできません。アナフィラキシーショックなど強いアレルギー症状が出る可能性があるからです。
各病院・クリニックによって、治療時期の細かい設定があるかもしれないので、確認が必要です。
では、治療期間はどのくらいなのでしょう?
目安は最低2年。
2年経ったら、効果の確認をします。効果が認められるなら、その後も治療を続けます。
合計4~5年です。
費用
花粉症の舌下免疫療法は保険適応です。
治療開始にかかる費用(3割負担の場合)
検査費 5000~6000円
薬代 2000~2500円
一番最初にかかる費用は、検査費と薬代をあわせて、7000~8000円
月々の薬代が2000~2500円
なので、舌下免疫治療法一回の費用は、(薬代+再診料等を含み)3000円程度です。
花粉症の舌下治療の一回にかかる費用いくら?
- 花粉症の舌下治療とは?
花粉症の舌下治療とは、舌下(ぜっか)免疫療法と呼ばれるもので、舌の下にスギ花粉の液を垂らして治す治療法です。スギ花粉を投与して少しずつ体に慣らしていき、反応しにくい体質に変えていきます。 - 舌下免疫療法は何科で受けられる?
耳鼻科、もしくは内科。 - 舌下免疫治療の流れ・期間・費用
血液検査でアレルゲンの特定。スギ花粉アレルギー確認されたら、病院で舌裏にシダトレンを滴下。その後自宅で治療を開始します。
治療期間は、最低2年。効果が確認できたら、さらに治療を続け、合計4~5年。
かかる費用は、初診で7000~8000円、月々2000~2500円
舌下免疫治療法一回の費用は、(薬代+再診料等を含み)3000円程度です。
最後に
舌下免疫治療法は、スギ花粉に有効です。他の花粉やアレルギーは対象外です。
花粉症の人は、何の花粉にアレルギー症状を起こしているか、まずは検査で把握しましょうね。