ムダ毛の自己処理で、‘毛が濃く、太くなった’ように感じることはありませんか?
せっかくお手入れしていても濃くて目立つようになったら、嫌ですよね(泣)
自己処理をしていて毛が濃くなったと感じるのは、濃く見えるだけで実際に濃くなったわけではないのです。
とはいえ、濃く・太い毛は気になるものです。
この記事では、濃く見えるムダ毛の理由を挙げながら、自己処理でキレイに仕上げるポイントを紹介します。
もしかしてわき毛が濃くなった?どーしよう?と思ったら、一度目を通してみてくださいね。
目次
わき毛を処理すると濃くなるってホント?その理由とは
わき毛を一年中処理している女性は増えています。
夏に限らずノースリーブの服はありますし、結婚式におよばれとなると肩出しのワンピース+羽織りものスタイルは人気ですよね。
てなわけで、脇が見えるファッションの時などはわき毛を処理するのですが、
“もしかして、最近ムダ毛が濃くなってない!?”
自己処理をしているとこんな悩みにぶつかります。
そこで、自己処理をするとムダ毛は本当に濃くなるのかどうかを正しく理解してお手入れに生かしてみましょう。
ムダ毛の自己処理で毛が濃くなる理由その1
ムダ毛を自分で処理しても、濃くなることはありません。
実は、濃くなるのではなく濃く見えるだけなんです。
そうは言われても処理後に生えてくる毛は、太くてい硬い毛なわけで、気のせいで片づけられないですよね。
どうして太く濃く感じるかと言うと、
例えば、わき毛をカミソリで剃ったとします。
こうすると、毛の根元に近い一番太いところで切ることになります。
そして、処理後に伸びてくるときは、この一番太いところからになりますので、太くてしっかりした毛、すなわち、濃く見えるのです。
毛は、根本が太く先端は細くなっています。
本来、わき毛のようにある程度の長さ(3~5センチ)があると、硬さはあまり気にならないものですが、剃ることで、次に生えてくるときは毛の太い部分から伸びるので、濃くなったように思えるのです。
髪の毛でいうと、長い毛をバッサリ切って、さらに、頭を剃った状態です。
いわゆる丸坊主から、毛が伸びるときは、黒々した毛がチクチク生えてきますよね。
脇を剃るとこんな状態になるのです。
ムダ毛の自己処理で毛が濃くなる理由その2
繰り返しますが、自己処理をしても毛は濃くなるのではなく、濃く見えるだけなんです。
で、もう一つ、毛が濃く見える原因として、色素沈着で脇の下の皮膚が黒ずむによって濃くなったように感じます。
自己処理では色素沈着が起こりやすいです。
色素沈着は、皮膚が擦れたり繰り返し傷つくと、皮膚をこれらの刺激から守ろうをしてメラニン色素を多く作ることで黒ずむことです。
ムダ毛処理の場合、
カミソリで剃る→皮膚の表面が削れ、傷がつく。この傷がひどいとカミソリ負けになり、肌がヒリヒリします。
毛抜きで抜く→毛を抜くときに、皮膚も一緒に挟んだりひっぱたりすると、傷がつく。
剃るのをやめると、肌の黒ずみは徐々に治っていきます。
しかし、その間はわき毛は伸びたままです。
こういった場合、わき毛の処理を取るか肌のキレイさを優先するか悩むところです。
脇に最適なムダ毛処理方法
脇の場合、処理方法は3つあります。
肌を傷つけないないようにするポイントも書いてありますので、参考にしてくださいね。
剃って楽々【カミソリ処理】
手軽さ、コストの安さナンバー1は、カミソリやシェーバーで剃る処理です。
気をつける点は、剃る頻度をできるだけ少なくすることです。
頻繁に剃ると、削られた角質が修復される前にまた削られる事態になります。
肌が傷つくのを繰り返すと、黒ずみの原因になるります。
皮膚が色素沈着していると、毛が濃く見えるので要注意です。
色素沈着を防ぐポイントは、泡立てた石けんを乗せて肌の滑りをよくしてから、カミソリを軽く当てて剃りましょう。
剃る頻度は週に1回くらいが目安です。
カミソリと同様に皮膚の表面に出ている毛を処理するなら除毛という方法もあります。
除毛とは、薬剤で毛だけを溶かす脱毛法です。
除毛の利点は、カミソリのように角質を削ることがないので肌荒れしないことや、表面に出ている毛をギリギリまで溶かして処理するので、キレイが長持ちします。
脇は、凹凸がある箇所なので、カミソリの刃がピッタリ当たらないと剃り残しができますが、除毛は、除毛剤が行き渡っていれば脱毛できるので、そこも除毛の利点です。
キレイ長持ち【毛抜き(ピンセット)処理】
毛根から抜くので、肌表面に毛が出てくるまで時間がかかり、ムダ毛のないキレイな状態が続きます。
短期的にわき毛がない状態にするには、毛抜きはおすすめです。
例えば、水着を着る時だけなど。
気をつける点は、短い毛や抜きにくい毛があっても、皮膚を挟まないように気を付けましょう。
毛抜きで気をつけることは、毛を抜くと次に生えてくる毛が埋没毛になることがあります。
埋没毛とは、皮膚の下でうもれた毛のことで、いわゆる‘毛穴の黒いポツポツ’の原因です。
毛抜きは、埋没毛ができやすいので繰り返しお手入れするには不向きです。
もし埋没毛になってしまったら、お風呂に入って皮膚がふやけている時に、軽く擦って角質を取り除き、中の毛の先端を出します。
軽く擦っても中の毛が出ないようなら、無理に出そうとせず、また別の機会に試してください。
自己処理から解放【永久脱毛】
わき毛はなくていいとお考えなら、サロン脱毛や医療脱毛がおすすめです。
両方ともレーザーや光を照射して毛根にダメージを与えて毛が生えいないようにする脱毛方法です。
では、
サロン脱毛や医療脱毛の違いとは、何でしょうか?
サロン脱毛は、毛を生えにくくします。毛根にダメージを与え毛の生える周期を遅らせたり、次に生えてくる毛を細くしたりします。
医療脱毛は、永久脱毛が可能で、繰り返し行うことで、毛が生えないようにすることができます。
毛根に与えるダメージの大きさで、‘生えにくくする’のか‘生えなくなるか’の違いがあります。
サロン脱毛や医療脱毛は、肌を傷つけずムダ毛だけを処理することができます。
肌荒れしにくいのが利点です。
デメリットは、費用です。
自己処理に比べたら、高額になります。
ムダ毛が濃いことがコンプレックスになっているなら、サロン脱毛や医療脱毛は一案としてアリです。
わき毛を自己処理する女性のムダ毛が濃いホントの理由2つ
- わき毛を処理すると濃くなるってホント?その理由とは
理由その1 濃くなるのではなく濃く見えるだけ。カミソリで処理した場合、毛の根元に近い一番太いところで切ることになり、処理後に伸びてくるときは、この一番太いところからになるので、濃く見えます。
理由その2 色素沈着で皮膚が黒ずむと、毛が濃くなったように見えます。ムダ毛処理によって肌が繰り返し傷つくとメラニンが多く生成されるため色素沈着が生じます。 - 脇に最適なムダ毛処理方法
【カミソリ】 手軽さ、コストの安さナンバー1。気をつける点は、剃る頻度をできるだけ少なくして色素沈着を防ぎましょう。気をつける点は、短い毛や抜きにくい毛があっても、皮膚を挟まないように気を付けましょう。
【毛抜き】 毛根から抜くので、ムダ毛のないキレイな状態が続きます。気をつける点は、短い毛や抜きにくい毛があっても、皮膚を挟まないように気を付けましょう。
【永久脱毛】 わき毛はなくていいならサロン脱毛や医療脱毛がおすすめです。デメリットは、費用です。自己処理に比べたら、やはり高額です。
最後に
私の経験上ですが、脇は、それほど見える場所ではないので処理が甘くて焦ることが多いです。
毛がない状態をどのくらいの期間キープしたいかによって、処理方法を選ぶのがコツです。