花粉が飛ぶ季節に喉(ノド)の調子が悪くなる人も増えます。
妊娠中は、できるだけ快適にストレスフリーに過ごしたいものですよね。
妊婦さんでも手軽にできる喉の痛みが解消法があったら試してみたくないですか?
花粉症の喉の痛みを解消するには、喉の保湿、うがい、薬の適切な使用が効果的です。
単純そうに見えるこの3つのポイントですが、いくつか注意点があります。
頻繁にうがいはNG!?
妊婦が避けるべき薬とは?
気になったら、今すぐこの記事で確認してくださいね。
喉の痛みを解消して、おなかの中の赤ちゃんと一緒に心地よい一日を過ごしましょう!
花粉症の喉の痛みの原因とは
花粉症にかかると、目・鼻以外に喉にも症状が出ます。
目なら、かゆみや涙目、鼻は、鼻水や鼻づまり、喉は、痛みや痰(たん)といった症状があります。
喉の痛みは、“喉がイガイガする”という比較的軽度な症状のことが多いため、あまり対処法を知られていません。
妊娠中だと、何で喉が痛むのかその原因も気になりますし、使える薬も限られるので喉の不調にも神経質になりますよね。
それではまず、“痛み”の原因がどこにあるのか説明します。
炎症
花粉症による喉の炎症の要因は2つあって、
一つは、喉の粘膜に花粉がくっついてアレルギー性の炎症が出ている。
もう一つは、喉に鼻水が流れ込むことです。
花粉によって鼻の粘膜が刺激されて出た鼻水が、喉に常に流れ込んで、炎症を引き起こしている。
乾燥
季節柄、乾燥しやすいことやエアコンの使用により、喉の粘膜が乾燥し痛みが生じます。
花粉症でない人でも、春先は乾燥によって喉の痛みが起こることがよくあります。
口呼吸
花粉症の症状で鼻が詰まると鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸をするようになります。
そうすると喉の粘膜は乾燥しチリやホコリ、花粉といった異物が入った場合、炎症を起こしやすくなります。
‘喉の調子がちょっと悪いな~’が、次第に“喉の痛み”に変わっていきます。
妊婦の花粉症による喉の痛み解消法のポイント
1、喉の保湿
喉の痛みに効果的なのは保湿です。
粘膜が潤っていると、花粉の侵入を防ぐことができます。
では、どのように喉の保湿をするのか???
マスクをすること。
たったそれだけ!?と思われそうですが、、、。単純だけど、効果バツグンです!!
マスクは花粉症には必須アイテムですよね。
マスクは花粉を防ぐことが一番の目的ですが、喉の保湿にも一役買っています。
まさに一石二鳥のアイテムなんです。
エアコンでを使用しているときは、加湿も忘れずに。
加湿器をつかったり濡れたタオルを室内において、乾燥しすぎないようにします。
2、うがい
外から帰ってきたら、うがいをして花粉を洗い流しましょう。
しかし、うがいのしすぎもよくないです。ココは注意が必要です!
自分の持っている粘膜で乾燥を防ぎ、花粉の体に入れないことが体に備わった防衛機能です。
頻繁にうがいをすると、粘膜を常に洗い流すことになるので、本来の防衛機能が弱くなります。
うがいは適度な回数で行いましょう。
適度な回数とは、喉の痛みがある時で一日3、4回くらい。
朝起きた時、午後に喉の調子が気になる時、帰宅した時の計三回程度。
必ずしたいのは、外から帰った時ですね。一緒に手洗いもして、手についた花粉も落としましょう。
3、薬の適切な使用
‘鼻づまりがひどくて口呼吸しかできない’
‘鼻水が常に喉に流れ込んで、痰や痛みの原因になっている’
このような場合、妊婦でも使用できる薬を病院で出してもらいましょう。
目薬や点鼻薬でも、妊婦が避けたい成分がありますので、必ず病院で処方されたものを使いましょう。
例えば、目薬に配合されているプラノプラフェンです。
もし、この成分の入っている目薬を使用する場合、医師の管理の下で使うようにします。
妊婦の花粉症の喉の痛み解消法の3つのポイントとは?
- 花粉症の喉の痛みの原因とは
花粉症の喉の痛みの原因には、炎症、乾燥、口呼吸があります。
炎症は喉の粘膜に花粉が付くことによるアレルギー性の炎症と常に鼻水が喉に流れ込むことによる炎症。
乾燥は、季節柄の乾燥しやすいことやエアコンによる乾燥です。
口呼吸は、鼻づまりにより口で呼吸することで、喉の粘膜が乾燥し痛み原因になります。 - 妊婦の花粉症による喉の痛み解消法のポイント
まず、マスクをして喉の乾燥を防ぐこと。二つめはうがい。必ずしたいのは、外から帰った時。一緒に手洗いもして手についた花粉も落としましょう。
三つめは、薬の適切な使用。妊娠中は病院で処方された薬の使用をおすすめします。
最後に
喉の痛みの解消に保湿が大切です。マスクをするだけで保湿と花粉の侵入防止ができるので、妊娠の喉の痛み対策に最適ですよ☆