指を動かすたびに痛い手湿疹のあかぎれ。
傷がふさがったと思って指を曲げたらパクッと割れて、治らないのではと不安になりませんか?
手湿疹のあかぎれが治らない原因は生活の中にあります。
手洗い後の水滴が残ったり睡眠不足が続いているなど何気ないことがあかぎれを作っています。
さあ、あかぎれの原因に心当たりはないかチェックしがてらこの記事を読んでみてくださいね。
対策もお忘れなく☆
手湿疹のあかぎれの原因
手湿疹のあかぎれの原因は、何といっても乾燥です。
まず乾燥により肌の表面にひびができ、さらに乾燥が進むと真皮層にまで亀裂ができます。これがあかぎれです。
皮膚の表面は角質層で、角質層の下の真皮層には血管やリンパ管、神経が通っています。亀裂が真皮層にまで達すると、血が出たり、黄色い液(リンパ液)が出てきます。
あかぎれができてしまった時の対処法
あかぎれは関節部分の動かすところによくできるので、治りにくいです。
また、傷口が塞がっても指を動かすたびに皮膚がピリっと破れ、「あっ!まただ(泣)」を繰り返して、治るのか不安になります。
手湿疹のあかぎれの対処法は、まず塗り薬、次に患部の保護です。
できてしまったあかぎれは、ステロイドの塗り薬をつけます。
ハンドクリームや保湿クリームで何とかしようとしている間にあかぎれは悪化してしまうので、まず薬です!
そして、薬が取れないよう患部を保護します。
薬を塗った上にガーゼを当て医療用テープで留めます。
傷口がふさがるまで、できるだけガーゼで保護してください。
“これじゃあ指の動きが制限されて日常生活で不便じゃないか、それにいつもガーゼを貼ってばかりいられない”
ガーゼで保護できない、そんな時はどうするか?
薬をまめに塗り直してください。これに限ります。
あと、患部の保護という意味で大事なことは皮膚を柔らかく保つこと。
低刺激かつ簡単な方法は、ワセリンを患部とその周りにつけます。
薬を塗った上にそぉっとワセリンを乗せるようにつけます。患部の周りは薄くのばしてなじませます。ベタつく時は、ティッシュで優しく抑えます。
指を曲げても皮膚の柔らかさが感じられますよ。
生活改善であかぎれ予防
手湿疹のあかぎれを治すのに大切なのは、生活の中にあるあかぎれの原因を避けることです。
あかぎれの原因と対策
・水仕事や洗剤を使うときはゴム手袋をする
ちょっとの洗い物だからといってゴム手袋なしで素手で洗剤を触っていませんか?
‘ちょっと’の回数が重なれば、手の皮脂膜は無くなってしまい乾燥しはじめます。
面倒がらず、洗剤を使うときはゴム手袋をはめましょうね。
・手を洗ったら水滴が残らないようにしっかり拭く
水滴が乾くときに手の水分も一緒に持っていくので乾燥します。
特に関節部分は水気が残りやすいので水気はしっかりふき取りましょう。
・こまめな保湿
乾燥を放置しないこと。
手を洗った後は、ハンドクリームなどでの保湿を習慣にしましょう。
・ストレスを溜めない
ストレスによって体が不調になると肌にも影響します。
ストレス溜まったら、発散するようにしましょう。
手湿疹ができていること自体もストレスになります。(かゆいのに掻けない、ボロボロの手を見るたび憂鬱になる等)
できてしまった手湿疹は、適切な薬を使って治すのが第一です。
・睡眠不足を解消する
睡眠不足は、肌荒れの原因になります。
何も顔の肌だけを荒らすわけではありません。体の全体の皮膚に影響します。
睡眠時間の確保と体を休ませることが大事です。
手湿疹のあかぎれが治らない原因と対処法のまとめ
- 手湿疹のあかぎれの原因
手湿疹のあかぎれの原因は乾燥です。
乾燥により肌の表面にひびができ、さらに乾燥が進行して真皮層にまで亀裂ができたものがあかぎれです。 - あかぎれができてしまった時の対処法
手湿疹のあかぎれの対処法は、まず塗り薬、次に患部の保護です。
ステロイドの塗り薬をつけ、患部をガーゼで保護します。
あとは、ワセリンで肌を柔軟に保ち、ひび割れが起こらないようにします。 - 生活改善であかぎれを予防
手湿疹のあかぎれを治すのに大切なのは、生活の中にあるあかぎれの原因を避けることです。
乾燥に気をつけ、こまめに保湿をしましょう。
ストレスや睡眠不足も肌荒れの原因になるので、気をつけましょう。
最後に
手湿疹のあかぎれは関節部分にできます。動かすところだけに治りにいです。普段はガーゼで傷口をカバーするのは難しいっというときは寝る時に試してみてください。しっかり薬が行き渡ってことは大事なので、できるときはしてみてください。