夏場の水分補給は大切です。
水分補給が大切なのはわかっていますが、夏の間毎日、熱中症予防のための飲料をわざわざ買うのは面倒だし、買い忘れると心細いですよね。
自分で熱中症予防になる飲み物を作れないものでしょうか?
熱中症予防に最適な経口補水液は自分で作ることができますよ。
材料は水・塩・砂糖の3つで作れます。
「こんなに簡単に熱中症予防の飲み物が作れるとは知らなかった」、この記事を読めばきっと誰かに教えたくなりますよ。
目次
水分補給に適した飲み物
熱中症予防で大切なのはこまめな水分補給です。
飲み物なら何でもいいのかというとそうではありません。
熱中症予防に適した飲み物
- 水
夏場でも普段の水分補給なら水で十分です。運動をしたりたくさん汗をかいた場合は、水だけでなく塩分も一緒に摂取しましょう。 - 麦茶
麦茶にはミネラルが含まれていて、水分とミネラルが一緒に摂取できてとてもよい飲み物です。汗をかいて失ったミネラル分のの補給ができます。 - スポーツドリンク
塩分や糖分が適度に入っているので、効率よく水分補給ができます。
運動後や外で長く過ごしたときなどにおすすめです。 - 経口補水液
塩分や糖分が体に吸収されやすいで配合されているので、すばやく体に水分を取り込むことができます。激しい運動や炎天下での作業や大量の汗をかいた時に一本用意しておくとよいでしょう。
飲み物の中には水分補給に向かないものもあるので注意しましょう。
水分補給に向かない飲み物
- コーヒーやお茶
これらのようにカフェインの入った飲料は、利尿作用があり水分補給には向いていません。 - アルコール類
こちらも利尿作用があり水分を体の外に出してしまいます。
夏場にアルコールを飲むときは特に水分補給に気を付けないといけません。
ちなみに私の密かな夏の楽しみは休日の昼間にやるバーべキューです。
昼間にアルコール飲めることってそんなにないと思いませんか?
バーベキューなら昼間に堂々とお酒が飲めます、いや、飲んでます(笑)
暑い中でバーベキューをしてお酒を飲むと熱中症にかかりやすいので、水分補給はまめにしないと大変なことになります。
お酒を飲まない人も外で長時間過ごすときは水分補給をこまめに行ってください。
経口補水液って何?
経口補水液は塩分や糖分が体に吸収されやすいようにバランスよく配合されいます。
他の飲料に比べ塩分(ナトリウム)が多く含まれているのが特徴です。
市販品だと大塚製薬の「OS-1」があります。
経口補水液は自分で作ることができます。
うっかり買い置きを切らしても必要なとき簡単に作れますので便利です。
経口補水液の作り方
水 1リットル
塩 3グラム(小さじ1/2)
砂糖 40グラム(大さじ4と1/2)
これらをよく混ぜたらできあがりです。
注意点は、作ったその日の内に飲むことです。作り置きはNG。
牛乳が熱中症予防に役立ってホント?
熱中症予防の飲み物に牛乳がよいって知っていましたか?
牛乳が熱中予防に効果があることは最近分かってきたことなのです。
じゃあ、牛乳の何がいいかというと、牛乳に含まれるたんぱく質が体温調節の機能に効果があるんです。
運動後の水分補給に牛乳を1杯加えると体の機能回復が早まってよいですね。
熱中症予防になる飲み物のレシピ『甘酒牛乳』の作り方
ここで紹介する甘酒牛乳は熱中症予防になるおいしいドリンクです。
甘酒は飲む点滴といわれるほどビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養が豊富な飲み物です。
牛乳に含まれるたんぱく質は熱中症の体温調節機能に効果があると注目されています。
熱中症予防になるだけでなく食欲の落ちた夏にエネルギーをチャージできるドリンクです。
甘酒牛乳
材料
甘酒(ストレートタイプ)
牛乳
作り方
甘酒と牛乳を2:1の割合でよく混ぜる
濃縮タイプの甘酒は適量(大さじ1くらい)をそのまま牛乳に混ぜてもいいですよ。
甘さの加減は甘酒の量で調節してくださいね。
熱中症予防の飲み物のカンタンな作り方のまとめ
- 水分補給に適した飲み物と向かいない飲み物
水分補給に向いている・・・水、麦茶、スポーツドリンク、経口補水液
水分補給に向いていない・・・お茶、コーヒー、アルコール類 - 経口補水液とは
体へ水分が早く取り込めるように塩分と糖分がバランスよく配合された飲料です。 - 経口補水液の作り方
水1リットル、塩3グラム(小さじ1/2)、砂糖40グラム(大さじ4と1/2)をよく混ぜたらできあがりです。 - 牛乳が熱中症予防に役立つ理由
牛乳に含まれているたんぱく質が体温調節機能の正常化に役立ちます。
最後に
熱中症の予防は夏の毎日の日課です。
自分で作る経口補水液は‘手間をかけずに効果的な熱中症予防をしたい’そんなときのお助けアイテムになります。