歯は、虫歯にならないようにと磨き方に気をつけますよね。
では、舌磨きはというと、あまり意識せずなんとなく舌の上を擦っているだけということはないですか?
間違った舌磨きをすると、逆に口臭を強くすることもあるので要注意なんです!
この記事では、効果的な口臭予防のために舌磨きを【いつするか】、【舌苔を取る効果的な舌磨きの方法】などをまとめました。
簡単なテクニックで口臭予防効果が上がります。
ちょっとのことが大きな差に!ぜひお試しください。
目次
舌磨で口臭予防!効果的に予防するテクニック
何を使って舌を磨くか【道具選び】
何を使って舌の掃除をするかです。
舌専用のクリーナーを用意しましょう。
タン(舌)クリーナーや舌専用ブラシです。
ヘラになっているもの、ブラシ状のもの等あります。
薬局や歯科医院で売っているので、お好みで選んでください。
綿棒もおすすめです。安価で手軽に使えます。
舌磨きNGなのが、歯ブラシです。
そして、最悪なのは、歯ブラシ+歯磨き粉の組み合わせです。これは絶対にやめてくださいね
たとえ、やわらかめのブラシでも、歯ブラシは舌を傷つけてしまいます。
また、歯磨き粉は洗浄成分や研磨剤などが入っているので、舌へ刺激が強くかなりの負担になります。
どうやって磨くか【舌を痛めない磨き方】
続いて、【どのように舌を磨くのか】です。
舌専用クリーナー(もしくは綿棒)で、一か所につき、1~2回軽く擦ります。舌の真ん中らへんから手前に引くように一定方向に擦ります。
舌クリーナーに汚れが付いたら、水で洗い流し、 舌全体で合計5~6回擦ったら、舌磨き完了です。
最後に口をすすいで終了です。
舌の上に白く見える舌苔(ぜったい)は、タンクリーナーを軽く滑らせるだけで取れます。
綿棒を使うと綿の部分に舌苔が絡み付き、いい具合に取ることができますよ。
舌苔(ぜったい)とは、食べもののカスなどを栄養をして口内の細菌が増えたものです。
細菌が増えると口臭の原因になります。
舌苔を取り除くことが口臭予防になります。
しかし、間違った方法で舌磨きをすると、舌の粘膜を傷つけて、かえって口臭を強くすることがあります。
力を入れえて舌を磨くと、舌の細胞が傷つきます。
傷ついた舌の細胞は毛羽立った状態になるので、そこに食べ物のカスや細菌がよりくっつきやすくなり、舌苔が増えかえって口臭の原因を作ることがあります。
舌磨きは、舌を傷つけないことがとても重要です。
どれくらいの頻度でするのか【回数】
舌磨きは、どれくらいの頻度でしたらいいでしょうか?
毎日?
朝昼晩、一日3回!?
週一くらい??
正解は、
舌磨きは月に1、2回です。
月に1、2回は意外と?少ないと思われたかもしれません。
口の中はだ液によって清潔に保たれているので、もともと舌苔は付きにくい機能を備えています。
それでもついてしまった舌苔を舌磨きで取ります。
いつするか【舌磨きをする時間帯】
効率的に舌苔を取るには、朝起きた時です。
朝食を食べる前ですね。
なぜかという、睡眠中はだ液の出る量が減って、口内の細菌が増えます。
朝起きた時の口の中は、細菌が増えた状態なので、そのタイミングで舌苔を取ると口臭予防に効果的なのです!
舌磨きは、いつ行ってもいいんですが、せっかくならより口臭予防の効果があるほうがいいすよね~。
なので舌磨きは、朝起きてすぐがおすすめです。
舌磨きで口臭を効果的に予防するマル秘テクニックとは?のまとめ
- 舌磨きで口臭予防!効果的に予防するテクニック
【道具選び】舌専用のクリーナーやブラシを選びましょう。歯ブラシはNG。
【舌を痛めない磨き方】一か所につき、1~2回軽く擦ります。舌全体で合計5~6回擦ります。
【回数】舌磨きの頻度は、月に1、2回。
【舌磨きをする時間帯】朝起きた時、朝食を食べる前です。
最後に
舌磨きはやり過ぎないのもポイントです。
舌の白い部分がなくなるまで取りたい気持ちはありますが、そこまでやると、舌が傷つき、食べ物がしみたり、味覚が鈍ったり(一時的な味覚障害)します。
舌を傷つけないを第一に、口臭予防に舌磨きを日ごろのオーラルケアに取り入れたいですね。