「頭がズキズキ痛～い、今日は何もやる気がしない」
熱中症にかかった後、翌日まで頭痛が続くことってあるんでしょうか？
翌日まで続く熱中症による頭痛の原因は脱水症状や脳への血流が回復していないから起こります。
原因がわかると少しほっとしますよね。
とは言ってもこの頭痛を早く治したいですよね。
この記事を読めば熱中症による頭痛の治し方がわかりますので、一刻も早く痛みを治したい人はぜひこのまま読み進めてくださいね
目次
頭痛い！翌日まで続く熱中症の頭痛の原因
熱中症は治ったはずなのに、翌日まで頭痛がする。頭がズキズキするのはなぜでしょう？
それは、熱中症で受けたダメージがまだ残っているからです。
熱中症にかかった当日は、応急処置で何とか体温調節ができるようになり体温上昇を止めることできただけです。
脱水症の症状や脳内の血流は正常に戻っていません。
熱中症になった翌日は、まだ脱水症状や脳内の血流が減ったままの状態なんです。
頭痛は熱中症の症状の中でも中等度です。
気づくのがければ重度になって命の危険もあったかもしれません。
症状が重症化するほど、回復にも時間がかかり翌日まで頭痛が残るんです。
こんな時は頭痛薬を飲んでもいいの？
熱中症による頭痛に頭痛薬は飲んではいけません。
確かに飲めば痛みは治まりますが、薬の効果がなくなればまた痛みます。
熱中症による頭痛は脳への血流が減少したことで引き起こされているので、脱水症状を改善し体温調節を正常化しなければ頭痛はよくなりません。
薬を飲めば痛みはなくなっても体の機能の回復していません。
それどころか、薬を飲んで痛みを抑えることで、熱中症に対して適切な対処が忘れられてしまいます。
体のダメージが修復されていないまま過ごすことになり症状を長引かせます。
頭痛の治し方と適切な対処
熱中症による頭痛が翌日まで続く場合の治し方は、水分補給と体温を一定に保つ(体温の上昇を最小限にする)ことです。
この痛み早く何として！！！！！
頭が痛いと仕事に集中できなし、不機嫌になるし。
夏の暑さも加わってイライラＭＡＸ
その気持ちわかります。私も頭が痛いと一人で不機嫌になって、同僚に顔が怖いと言われました。鏡で見たら自分の顔ながら確かにホント怖かったです(泣)
さて、熱中症を治すのには時間がかかります。
熱によって体全身がダメージを受けている上に、連日のこの暑さ。
体は暑さによる体温調節をしつつ、熱中症で受けた体のダメージを回復させなければいけません。
治し方
- こまめな水分補給に加え、経口補水液を一日1本を摂取する
1本を何度かに分けて一日かけて飲みます。
緊急の時の水分補給はスポーツドリンクで代用してもよいですが、翌日からはもっと効率的に水分補給をしたいので体に吸収されやすい経口補水を飲みましょう。
熱中症かかった翌日から2～3日は経口補水液を摂取します。
適切な対処
- 気温・室温の一定な涼しい場所で過ごす
- 飲酒は禁止
- お茶やコーヒーなどの利尿作用がある飲み物は避ける
- こまめな水分補給、水を飲むときは必ず塩分も一緒に摂取
熱中症によるダメージが大きいほど頭痛が治まるのには時間がかかります。
それでも頭痛が治らないときはどうするか
熱中症で受けたダメージが大きいほど回復に時間がかかります。
特に、熱中症の中でも重度である熱射病や日射病にかかった場合、めまいや頭痛などの症状がが数日間続きます。
個人差によりますが症状が治まるのかかる日数は、軽度～中等度の場合、2～3日、重度の場合1週間くらいです。
このような時は一度病院に行きましょう
- 症状が1週間以上続く
- 頭痛がよくならない、または日に日にひどくなる
- 頭痛以外の症状が複数出てきた(めまい、発熱、頭がぼーっとする、力が入らない、しびれなど)
考えられるのは、熱中症の症状が進行したか、それ以外の病気にかかっているかです。
熱中症で頭痛が翌日まで続くときの対処法まとめ
- 翌日まで頭痛が続く原因
熱中症で受けたダメージが完全に回復していないため。
脱水症状と脳への血流が正常化していません - 頭痛薬は飲んでもいいのか
熱中症による頭痛のときは薬は飲んではだめです。
飲むことによって症状を長引かせます。 - 頭痛の治し方と適切な対処
経口補水液と飲むことと体温を一定に保つこと。 - 頭痛が治まらない時
熱中症の症状が進行したかその他の病気が疑われます。
症状が1週間以上続く、症状がひどくなる場合は一度病院を受診しましょう。
最後に
頭痛の痛みから早く解放されたいと思うあり、安易に頭痛薬を飲むのはＮＧです。
ゆっくりと体が回復するのを待ちましょう。急がばまわれです。
