健康

要再検査や要治療になった?検査結果の見方と健康維持のコツ

検査結果で一喜一憂なんてことありませんか?
不摂生で自覚していたことでも基準値をオーバーしていると気になるものです。
落ち込むのはまだ早い。検査結果の見方の改めて確認してみませんか?
要再検査・要治療は、どのような意味なのかがわかると、今後の病院との関わり方(病院のかかり方)が見えてきます。そして検査結果の正しい見方を知れば、健康維持に役立ちます。
この記事で検査結果の正しい見方とともに、健康維持のために生活習慣の改善ポイントも紹介しています。
健康診断の検査結果を生かし、健康を取り戻しましょう。

要再検査、要治療の意味とは・・・

知っているようで、意外と思い込んで解釈している健康診断の検査結果。

‘異常’がついたら、健康じゃないの?
基準値超えたら、すでに病気の域?

焦らないで!まあまあ、落ち着いて!

健康診断の検査結果の見方を正しく知れば、健康への取り組み方が変わってきます。

さて、健康診断は、大きく分けて、2つあります。
一つは健康保険組合の健康診断、もう一つは自治体の健康診断です。

健康保険組合の健康診断場合

勤務している会社が健康保険に加入している場合、病院からの健康診断の結果の他に総合判定表が用意されていることがあります。
総合判定表は4段階で判定されているものが多いです。

A異常なし
→健康診断の結果、検査をした項目について特に病的なところは認められませんでした。

B経過観察
→治療までは必要ないですが、何かしらの生活改善が必要です。

C再検査・要精密検査
→再検査は、今回の検査が本当に異常なのかを調べるためにもう一度検査を受ける必要があります。要するに、たまたま今回だけ数値が異常だったかのかを確かめるためです。
要精密検査は、さらに詳しく調べて治療が必要か確認するために行います。

D要治療
→健康診断の結果、異常が見つかり、病気であることが考えられるので、治療や指導、生活改善が必要です。

検査結果の見方のポイント!

Aは健康、Bもすぐ治療が必要ではないので、健康であるととらえて差し支えあります。

Cは、数値に異常がが見られますが、病気と判断できない状態です。
例えば、血圧が少し高かったとしても、緊張していたとか計測時に緊張していたなどのことが数値に影響していたかもしれません。
たまたま数値が異常だったのか、それとも病気なのかがわからないので、再検査するのが望ましいです。

Dは、何かしらの病気の可能性が高いので、早めに診察を受けるましょう。

健康保険組合の健康診断場合、C、Dの判定が付いたら、病院にかかりましょう。

自治体の健康診断の場合

市町村の自治体が実地する健康診断では、5段階で判定されるものがあります。

1、正常
→健康診断の結果、検査をした項目について特に病的なところは認められませんでした

2、要注意
→わずかな異常が認められます。日常生活に注意して過ごしましょう。何かしらの症状や変化があれば、医師に相談しましょう。

3、要観察
→異常が認められます。経過観察の必要があります。症状がなくても半年以内を目安に再検査を受けてください。

4、治療中
→治療中の病気については、主治医の従い、治療を継続しましょう。

5、要精検
→異常が認められます。詳しく調べる必要があるので、医療機関で診察、必要に応じて精密検査を受ける必要があります。

検査結果の見方のポイント!

1は基準値内の判定です。2は基準値をわずかに外れますが、日常を生活の見直すことで正常に戻ると考えられます。

3は再検査を受けることや医師の診察を受けることがベターです。放置はしないほうがいいです。

4は主治医に結果を報告し、今後の治療に生かしていきましょう。

5は、放置厳禁!必ず精密検査を受けましょう。現時点で異常が認められ、詳しくし調べる必要がありので、早めに検査を受けましょう。

自治体の健康診断の場合、判定が3以降は、病院を受診しましょう。
2は、生活改善をしつつ、時期を決めて再検査に行くのがベターです。

健康維持のコツとは

健康診断はスクリーニング検査と言って、健康で何も症状が出てない時に疑わしいものを拾い上げる意味があります。

早期発見・早期治療に役立つ半面、検査内容や行う頻度によっては、余計な心配事が増えるデメリットがあります。

なので、健康を維持することが重要なのです!

健康維持のコツは、

まず、日常生活の見直しです。

見直しと言われても、どこをどう改善するかわからないですよね~?

一つは、食生活の見直し。もう一つは運動習慣の見直し。

食生活は、暴飲暴食、栄養の偏り、間食の摂り過ぎがないかをチェックしましょう。

運動習慣は、日常生活でこまめに動いているかを振り返ってみましょう。
運動量が少ない場合は、意識的に運動をする工夫が必要です。
例えば、日ごろの生活にプラスしてウォーキングやストレッチ、軽い筋トレ、必要ならジム通いや水泳などまとまった運動量を取り入れることも検討しましょう。

そして、健康維持に欠かせないのがストレスの発散です。
心の健康が体の健康に大きく影響します。

ストレスは、体に大きな負担をかけ、病をも引き起こします。

先ほど日常生活の見直しで暴飲暴食と言いましたが、暴飲暴食の原因がストレスからきている場合も考えられます。
ストレス発散のために、飲んで食べているのかもしれません。

食生活の見直しは必須ですが、無理に食事制限をするとストレスを増やし、のちにリバウンドで、暴飲暴食が止められないという事態を招くかもしれません。

健康維持には、ストレス発散方法を自分で見つけておくことが大切です。

ここで、簡単なストレス発散方法の見つけ方をご紹介します。

自分がストレス発散になるとなるのもの5つ書き出します。
例えば、一人カラオケでみっちり2時間歌うとか、ハーブティーを飲むとか、ペットと遊ぶなど。

それを行ってみて、ストレス発散ができたか(気分がよくなったか)と自分で評価します。
ストレスが発散できる行動をどんどん見つけて、ストレスが溜まったらそれを行うようにします。

注意としては自分ではストレス発散と思っていても逆にストレスを増やしていないかをチェックしましょう。
例えば、ストレス発散にパチンコに行ったのに、負けたことで新たにストレスがになることがあります。

ストレス発散方法の見つけ方は、ストレス発散になるとなるのもの行って、それで気分がよくなったかを評価することがポイントですよ!

要再検査や要治療になった?検査結果の見方と健康維持のコツのまとめ

  • 要再検査、要治療の意味とは・・・
    健康診断には、大きく分けて、勤務先の会社が行う健康保険組合の健康診断と自治体の健康診断があり、要再検査、要治療の意味が少し違います。

  • 健康保険組合の場合
    A正常、B経過観察、C再検査・要精密検査、D要治療の4段階判定。
    Cは現時点では、健康診断の結果だけでは病気であるかどうかわからないから、再検査のため受診するのが望ましい。Dは、何かしらの病気の可能性が高いので、早めに診察を受けるましょう。

  • 自治体の場合
    1正常、2要注意、3要観察、4治療中、5要精検。
    3、4、5は、一度病院を受診をしましょう。
    2は、日常生活の見直しましょう。気になることがあれば、病院で相談を!

  • 健康維持のコツとは
    日常生活の見直しです。食生活の見直しと運動習慣の見直しが重要です。
    そして健康維持に欠かせないのがストレスの発散です。心の健康です。
    ストレス発散方法を自分で見つけておくことが大切です。

最後に

再検査って気が重いですが、早めにホント行ったほういいですよ。
私の場合、再検査に行かねば、でも行きたくないと葛藤がありました。
これがかなりのストレスで、この間ずっと体調が悪くて、このままでは病気になってしまうと思い、病院を受診しました。

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