テフは輸入が解禁になり注目度ナンバーワンの穀物ですし、キヌアはミランダカーなどの海外モデルやセレブの間ではおなじみの健康食品です。
体によい食材は積極的に食べたいものですよね~。
テフとキヌアはよく似ていますが、栄養価の違いで使い分け(食べ分け?ですかね)することでダイエットに生かせたらいいと思いませんか?
テフとキヌア、ダイエット効果を期待するなら、キヌアがおすすめです。オススメの理由はテフとキヌアの食べ方の違いです。
この記事ではダイエットに効果的な食べ方を紹介します。食べ方を知らずいたら効果半減かもしれませんよ。ぜひ一度確認してください
極小穀物対決!テフとキヌアの栄養価を比較
テフとキヌアはスーパーフードと言われる食材です。
どちらも小粒で似てますよね。
体によさそうなので一度食べてみようと思うけど、どこがどう違うの?
テフ
テフとは、イネ科スズメガヤ属の植物です。
エチオピアで栽培されています。
約2mmくらいの極小の粒です。お米をすごーくちっちゃくしたような形です。
カロリーは、100gあたり367kcal。一般的な穀物のカロリーです。
他の穀物は、白米358kcal、玄米353kcal、小麦粉367kcal。
テフに多い栄養素は、たんぱく質、鉄分、カルシウムです。
たんぱく質 10g
白米は6.1gなので約1.7倍ですね。
鉄分 7.6mg
ミネラル分が多いと言われる玄米が2.1mgなので約3倍ですね。
カルシウム 180mg
キヌア47mg、キヌアもカルシウムが多いですが、テフはケタが違います。
ビタミンでは、ナイアシン3.6mgと豊富に含まれています。
ナイアシンは美肌のビタミンを言われるように肌に新陳代謝に欠かせないビタミンです。
キヌア
キヌアとは、ヒユ科アカザ属の植物の種子です。
ボリビアをはじめ南米で栽培されています。
カロリーは、100gあたり368kcal。キヌアもまた一般的な穀物のカロリーです。
キヌアはたんぱく質、食物繊維が豊富です。また、ビタミンA、Eといったビタミンが摂れます。
そしてなんといっても低糖質なのが特徴です。
たんぱく質 14g
キヌアのたんぱく質には必須アミノ酸が入っていて、NASAが宇宙食の一つとして評価しました。
食物繊維 7g
テフは8g、どちらともいい勝負です。
ビタミンA 1μg
ビタミンE 2.4mg
ビタミンAはテフや玄米はほぼないですし、ビタミンEは微量にしか含まれていません。
キヌアの特徴は低糖質!!
キヌアの炭水化物(糖質) 57.g
白米77.6g、テフ65.1g。テフも穀物の中では低糖質なほうですが、キヌアのほうより糖質は少ないです。
ダイエットにはテフ?orキヌア?ズバリ・・・
テフとキヌアのカロリーはどちらも同じくらいだし、低糖質なのはキヌアのほうだし。
テフの鉄分やカルシウムが多いのは、女性にはうれしいミネラルだし・・・。
ダイエットにはどっち?迷うところです!
ダイエットには、キヌアがおすすめです。
それの理由は、食べ方に秘密があります。
キヌアは、ご飯やパン、麺といった主食の代わりにすることができます。
キヌアをお米のように炊いて、主食をキヌアに置き換え変える。
つまり、カロリーと糖質ダウンができます。
例えば、米を100%キヌアに置き換えなくても、米の半量をキヌアすれば栄養素も摂れるし、ダイエット効果も期待できます。
一方、テフは代表的な食べ方は、インジェラです。
インジェラとは、テフの粉と小麦粉の合せて、水で溶いたものをクレープのように薄く焼いた食べ物です。
インジェラは、テフ1:小麦粉2の割合で作られることが多いので、カロリーや糖質はあまり抑えられません。
また、テフそのものはグルテンを含まない穀物ですが、小麦粉と合わせる時点で、グルテンフリーがどうかは、どうでもよくなってしまいます。
テフもキヌア同様に茹でる・炊くといった調理法がありますが、テフ100%では食べにくいです。
正直、おいしくないですし、進んで食べようとは思わない食べ方です。
また、米の半量をテフにしたとしても、食ごたえがないので、続かないかもしれません。
どれだけ栄養価のある食べ物ものでも、続けなければ成果は出ませんよね~(泣)
とはいえ、テフの栄養価を体に取り入れたいですよね?
テフをダイエットに効果的に活用するには、アワ、ヒエ、キヌアなどの他の雑穀と合わせて米に混ぜて炊くのがよいです。食べやすいので、継続して食べることができます。
ただですね、他の穀物と混ぜて炊くとなると、テフそのもの量が少なくなるので、ダイエット効果に影響するとは言い難いです。
その点キヌアは、量を摂ることができる(米にキヌアを高配合しても食べやすい)ので、キヌアの特徴である低糖質であったり食物繊維がしっかり摂れることがダイエットに反映され、効果の期待大です。
エチオピアの主食テフとキヌア、ダイエット効果が高いのは?
- 極小穀物対決!テフとキヌアの栄養価を比較
テフには、たんぱく質、鉄分、カルシウムが多く含まれています。
キヌアは、たんぱく質、食物繊維が豊富で低糖質です。また、ビタミンA、Eといったビタミンが摂れます。 - ダイエットにはテフ?orキヌア?ズバリ・・・
ダイエットにはキヌアがおすすめ。
キヌアをご飯やパン、麺といった主食の代わりにすれば、カロリーや糖質低くすることができ、ダイエット効果が期待できます。
テフは、他の雑穀と合わせて米と一緒に炊くと食べやすくなります。ただし、他の雑穀と混ぜて炊くということはテフそのものの量が少なくなるのでダイエット効果が高いとは言い難い。
最後に
体に良い食材は、その食材の栄養価を余すとこなく活用したいものです。
食べ方に一つで効果は変わるので、テフとキヌアをダイエットに取り入れるならぜひ参考にしてくださいね。