清潔志向の高まりで舌磨きもオーラルケアの定番になりつつあります。
たまたま舌クリーナーを買って舌磨きをしている人は、注意したほうがいい3つの危険性があるんですよ。
それは、舌磨きをすることで口臭がよりきつくなることがあるんです。
せっかく口臭予防のためにとしたことが口臭の原因を作っていたとはショックですよね。
まずは、この記事で舌磨きの危険性を知ってから、するか・しないかを決めても遅くはありません。
舌磨きって効果どうなのよ~と思ったら、一度読んでくださいね。
舌磨きの知らないと怖~い【危険性3つ】
口臭対策として有効な舌磨きですが、実は知らないうちに口腔内のトラブルを引き起こしているかもしれませんよ。
まず、一つは、舌苔を取ることで口臭が強くなる!
『舌苔を取ることは口臭予防になる』とは聞いたことあるけど、【口臭の原因になる】のは驚きですよね~。
確かに、舌苔を取ることは口臭予防になります。
しかし、舌の細胞は粘膜で覆われていて、とてもデリケートな部分で、間違った方法で舌磨きをすると、舌の表面の細かい突起状の細胞の糸状乳頭(いとじょうにゅうとう)を傷つけ、傷ついた糸状乳頭に食べ物カスや細菌が絡まりやすくなり、さらに口臭が強くなるわけです。
口臭を取るつもりがさらにニオイを強くする悪循環になってしまいます。
二つめは、味覚に鈍感になる。
舌には味蕾(みらい)といって、味を感じる細胞があります。
舌磨きによって味蕾(みらい)が傷つくと、味が感じられなくなります。
味が薄く感じたり、逆に苦みを強く感じたり、『何を食べてもおいしくな~い(泣)』なんてことになったりします。
傷が治るまで一時的に味覚障害になります。
三つ目は、リンパ細胞を傷つける可能性がある。
舌はリンパ細胞が集まっていて、喉のほうにつながっています。
リンパ細胞を傷つけると、リンパ管が腫れたり、最悪な場合は痛みや熱が出たりすることがあります。
舌磨きでリンパ細胞が傷つくと、そこから体全体に引き起こされる症状があるので、気をつけたいところです。
そもそも舌磨きとは一体ナニ?
舌磨きは、ここ最近定着してきた口腔(こうくう)ケアです。
さて、舌を磨くとは??
具体的にどのようにするのかというと、
舌についた汚れを専用のクリーナーで擦って落とします。
舌に付いた汚れは、舌苔(ぜったい)と呼ばれ、食べ物カスがや舌の細胞の剥がれ落ちたものに細菌がくっつき繁殖したものが、白い苔のように舌に付きます。
そして、舌磨きの専用クリーナーは、毛先の柔らかいブラシタイプやプラスティックやラバーなどのヘラ状のものなど様々な素材・形できたものがあります。
舌磨きの効果とは?
そんな舌磨きは、どのような効果があるのでしょうか?
それは、ズバリ口臭予防です。
細菌の繁殖した舌苔はニオイを発するので口臭の原因の一つです。
あとは、舌磨きをすると心なしか口の中がさっぱりします。
舌磨きは口の中を清潔に保ったり、口臭予防に効果があります。
ただし、舌が傷つくとかえって口臭が強くなるので、注意しましょう。
舌磨きはしないほうがいい!?知らないと怖い危険性3つのまとめ
- 舌磨きの知らないと怖~い【危険性3つ】
一つは、舌を傷つけるとさらに口臭がキツくなる原因になること。二つめは、味覚に鈍感になる。三つめは、舌磨きでリンパ細胞が傷つくと、そこから体全体に引き起こされる症状(痛みや熱)がある。 - そもそも舌磨きとは一体ナニ?
舌磨きとは、舌についた汚れを専用のクリーナーで擦って落とすことです。
舌に付いた白い苔のようのに見える舌苔を除去します。 - 舌磨きの効果とは?
口臭予防が期待できます。
しかし、舌が傷つくとかえって口臭の原因になるので注意しましょう。
最後に
舌の扱い方は、意外と知られていません。粘膜で覆われたデリケートな部分なので、舌磨きをするなら、力を入れず優しく舌苔を取ることがポイントです。